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【大楠賞争奪戦】「地元のファンのために」山田英明が弟との連係に気負い立つ

2021/04/24(土) 20:30 0 2

4月25日に武雄競輪場で行われる「第71周年記念 大楠賞争奪戦(GIII)最終日」。決勝の12Rに出場する山田英明選手と山田庸平選手に話を聞いた。

「弟(山田庸平)と地元で連係するのは初めて」と意気込む山田英明(左)

 準決の10Rに出走した兄の山田英明清水裕友のロング捲りにピッタリから番手差しで1着。12Rに出走した弟の山田庸平は、逃げた松岡辰泰から番手捲りで3着を確保した。

 山田英明は「(清水)裕友が気遣って仕掛けてくれたのが分かるし、この気持ちが嬉しいね」と笑顔がこぼれた。弟の山田庸平は「調子の方は変わらずだけど、ラインのおかげで勝ち上がれました」と言ったが、その表情は硬かった。

決勝の並びは

清水裕友-③松浦悠士-⑦小倉竜二-⑥室井健一
山田庸平-①山田英明
郡司浩平-④岩本俊介-⑨佐藤慎太郎

となっての4対2対3の変則3分戦だ。

 前を回る山田庸平は「後ろ(山田英明)の気持ちを背負って頑張る」と力強く話す。

 番手を回る山田英明は「地元で弟(庸平)と連係するのは初めて。状態は日に日によくなっているし、2年前の地元記念で優勝した時のファンの声援は忘れられない。地元のファンのためにも頑張りたい」と締め括った。(アオケイ・忍足記者)

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