前期は90点近くの競走得点を持っていて初日シード常連だった亀井久幸だが近況は予選でも大敗が目立つようになったが、今開催は先捲りで2着発進を決めた。

「谷元君が強いのは知っていたので後方に置いて、併せる準備をしていた。結局最後は捲られてしまったけど、しっかり自力で勝ち上がれたのは今の自分にとっては大きい」と収穫のあるレースだった様子。

　近況やや成績を落としている理由は明白で「左股関節に痛みが出てしまって…。しっかり治療してようやくよくなってきた感じがあります。それと函館ミッド、青森モーニング、弥彦と新車を使っていたが、イマイチ自分に合うセッティングが見つからなくて今回から以前まで使っていた自転車に戻しました。やっぱりこっちの方がしっくりくるし、結果にも表れた。自分の脚の感じも前回よりもいい」と復調気配。

　2日目の準決勝は10レースに出走予定。準決1の混戦レースだが、本線に推されそうな番組。仕事確かな丸山啓一と決める自力戦で好連係を決める。(アオケイ・松野記者)