2022/10/08(土) 09:45 0 7
異色の経歴を持つ伊藤のぞみ。病気の影響もあり、復帰後は位置取り重視の走りが多かったが、近況は好位を取れなくても自らタテに踏んで突っ込んで来る走りが増えて来た印象。
本人は「自力の決まり手もないし、あまりタテ脚は出ないですよ」と謙遜するが、競走得点もキャリアハイの52.61と結果に表れている。
「確かに最近は直線で突っ込んで着に絡む競走が増えてきました。今開催はなかなか見せ場を作れていないんですが、何とか決勝に上がれてよかったです」と胸をなで下ろす。
「今開催は特別寒いので、動きが重いです。生まれも育ちも北海道なんで周りからは寒さに強いと思われがちだけど、私は全然そんな事ないんです」と万全のコンディションではない中でしっかり決勝に勝ち上がったのは調子のよさの表れだろう。
「最近はほぼ男子メンバーと練習してバイクを引いて貰ったりと復帰してから1番充実した練習が出来ていると思います。自転車に集中出来ている感じがします」とプラス要素は多い。
近況は決勝でも確定板に載ることが増えて来たし、この好メンバーの中でどのような走りを見せるのか要注目だ! (アオケイ・松野記者)