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【立川競輪・モーニング】菊池翔が同期からのアドバイスに感激「秘密にしておきたいことなのに…」

2022/10/04(火) 20:15 0 3

4日から立川競輪場でモーニング「東京中日スポーツ杯(FII)」が開催中。2日目の準決勝6Rに出場する菊池翔橋本壮史に話を聞いた。
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同期・橋本壮史と対戦する菊池翔

 橋本は予選を走り終え「自分のコンディションが思っていたより、よくなかった。モーニング開催が2回目で慣れていないのもあるかも。風がキツくって全く進む気がしなかったし、最後は完全に止まってしまった。正直、立川は苦手。風は強い、バックは重たい、直線は長いし、先行選手にとって厳しいバンクですよね。今日は先行ではなかったけど(苦笑)」と振り返る。

 準決勝で対戦する同期の菊池の印象について「チャレンジでは負けているし、点数以上に力がある。着々とパワーアップして上向いてきていますよね。前走の静岡でも一緒でセッティングの相談を受けてアドバイスしたら、いい感じなってきているみたいです。ちょっと、敵に塩を送っちゃいましたかね〜(笑)」と笑った。

 その一方で菊池は「橋本君との対戦は4度目、2勝1敗。チャレンジ時代は2戦してどちらも先着。自分の特昇が懸かった伊東(昨年10月)の決勝で、逃げた橋本君を捲って特昇できた。お互いに昇班してからは5月に平塚で対戦して、橋本君が捲って1着、自分は7着でしたね。強すぎるので、胸を借りるつもりで頑張りたい」と意気込んだ。

 橋本から受けたアドバイスに関しては「橋本君のノウハウを聞いて、いろいろと調整したセッティングを今回から試しています。一走してみて、あまりタレずに踏ん張れているのでいいと思う。ただ、今日はペースが緩んでいた展開だったし、その辺りを確かめながら乗っていきたい」。

 続けて「橋本君は知識、向上心があって、とにかく研究熱心。失敗、成功を繰り返しながら、フレームをいくつも作ったりして試行錯誤している。人に教えたくないこともあるじゃないですか。秘密にしておきたいことなのにアドバイスをくれるなんて、ありがたいです」と話す。

 自転車競技歴がなくサッカーから転向してきた菊池にとって、橋本のアドバイスは大きいはず。互いに切磋琢磨し合えるライバルの存在は成長していく上で欠かせない。菊池にはポテンシャルを感じるし、橋本を相手にどこまで勝負できるか。好バトルに期待したい。(アオケイ・八角記者)

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