小倉競輪の「トータリゼータ熊本杯」は22日に初日を迎える。前検日(21日)の検車場はにぎやかだ。
小倉競輪の解説者として知られる武田圭二氏(専務)は前検日には「コンドル出版」の記者としても活動しており丹念に取材を行っている。
圭二氏の周りはいつも笑いが絶えず「お〜、どがんすっと?」など心地いい熊本弁が検車場にとどろくのは前検日の風物詩。選手たちも圭二氏の軽妙なやり取りに、うっかり口もなめらかになってしまう。
5レースの城戸崎隆史と良永浩一には「2人は同級生やろっ! 」と質問したが、城戸崎は48歳、良永は42歳であり、本人たちはそろって否定。
圭二氏の勘違いだったわけだが「おぉ、そうか、よかよか〜」と笑顔で受け流し、まるで意に介していなかった。(netkeirin特派員)