準決勝は打鐘過ぎ4角から捲り返すと一気に飲み込み、ラインでワンツースリーを決めた。「昔だったらガーって思い切り踏んでいたけど、今日は回して回して踏めました。ライン3人で決まったのが何よりも嬉しい」と笑顔で振り返る。「脚の方も初日に比べるとかなり良かった。仕掛けに迷いもないし、状態的には悪くないです」。

　決勝戦は三浦大輝との2分戦。「まだ優勝はないけど、そこは焦っても仕方ない。普通に仕掛けたら後ろの神山さんに抜かれると思う(笑)。決勝もいつも通り自分の走りをできれば」と言うが、以前に比べて明らかに組み立てが上手くなった。

　前回松戸に来た時は準優勝。戸邉にリベンジの舞台は整った！(アオケイ・石濱記者)