前検日に「地元記念への意気込みは誰よりもあります」と話していた通り、稲垣にとってこの平安賞への想いは特別。
そんな稲垣の気持ちを汲み取った岡崎が打鐘で巻き返し、最終4角は稲垣に絶好。3番手を固めた元砂勇雪まで流れ込み近畿で連独占を果たした。
レース後「毎年変わらない良い緊張感。まわりも見えていたし、調子はいいと思う。この1着は前と後ろのラインの力です」と振り返る。
今年の平安賞は村上兄弟の不在で稲垣が地元のエース格。何としても決勝へは進みたいところだ。
二次予選はメインの12R、脇本雄太の番手が回ってきた。まずはきっちり付け切り準決への切符を手にする。(アオケイ・石濱記者)