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【小松島競輪】上位との戦いを見据える久米康平「デビュー当時に近いセッティングに戻しました」

2022/09/20(火) 20:00 0 3

小松島競輪場で19日から「CTC杯&金長たぬき杯争奪戦(FI)」が開催中。2日目10RのS級 準決勝に出走する久米康平に話を聞いた。
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初日、走り終わった久米康平

ーー調子はどうですか?

 調子は高松で優勝した時と変わらないです。でも、小倉の最終日で良い展開を作ったと思ったのに、3着になってしまった。あれで師匠と相談してセッティングを見直そうとなったんです。

ーーじゃあ大幅に変えた?

 そうですね。今はビッグフレームが流行って、ハンドルも遠く送るみたいな感じが主流ですけど、それでこの現状なら上で戦うのは無理だなと感じたんです。だから僕のデビュー当時に近いセッティングに戻しました。出来るだけ自分が楽な姿勢で乗るために。サドルは決まったけど、ハンドルまわりがまだしっくりこない。これ以上広げるのはないなと思うので、ちょっと送ってみるか準決を走る前まで色々触ってみます。

上野雅彦のセッティングの相談に乗る久米康平

ーー初日も強風の中、良い走りでしたけど。

 まだまだですね。上のクラスだと初日の走りじゃ捲り追い込みを決められてしまう。踏み出しは良いけど、道中がまだしっくりきてない。最後まで綺麗なフォームで回せるようにしないと。何か力が逃げている感じがするんですよね。

 先を見据えて大幅なセッティング変更に乗り出した久米。まだ調整途中だが、自分の力を楽に無駄なく発揮できるセッティングが出れば、G戦線で活躍する小松島メンバーに肩を並べて活躍する日が近いかも。(アオケイ・梅田記者)

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