2022/09/17(土) 16:15 0 6
名古屋競輪場の「第38回共同通信社杯(GII)」が17日に2日目を開催。9Rの二次予選Bで1着をとった中本匠栄に話を聞いた。
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レースは吉田拓矢の先行一車。坂口晃輔が吉田の番手に初手からジカ競りを宣言し、一気に混戦となった。初日を終了後、8Rのメンバーが出ると中本は「単騎でやります!」といち早く宣言していた。ところが、小倉竜二から番手に付くと宣告されたため、「自在」とコメントを変えた。
レースが始まると小倉竜二が渾身のスタートを決めた。小倉竜二が「後ろ攻めは脚を使う。だからスタートを取る事が自分の仕事だった。早めにくれば引いてカマシ、遅ければ粘るとそんな感じだったでしょう」と言うように中本にとってはやれることに幅が出た。
意気に感じた中本が選んだのは飛び付き策。「吉田君のダッシュがすごくてきれいに飛び付けなかった」と言うが、前々に攻める姿勢を示し、小倉竜二と桑原大志を連れて吉田の番手をゲットした。
「久しぶりに自分が先頭で動くと決まって、夜は眠れなかったんです。結果も出たし今日はゆっくり眠れそうです」と激戦を制して一息ついた。(netkeirin特派員)