2022/09/15(木) 18:00 0 19
名古屋競輪場の「共同通信社杯(GII)」は16日、初日を迎える。4レースの一次予選を走る清水裕友に話を聞いた。
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ビッグレースの勝ち上がりで初手から競りのレースは少ない。選手生命が懸かっている、チャレンジのおじさん達の方が、逆に競りのレースが多い。
清水裕友は迷わず、初連係の犬伏湧也を指名。この段階で、井上昌己と坂本健太郎の九州コンビは、中四国勢の後ろからになった。鬼のマーカーの南修二にすれば、行くところがないし、犬伏湧也にジカ競りしかない。
清水裕友は「一度、決めたし、誰かが競りに来てもコメントは変えません!」と、キッパリ。他の人の動向を探りながらコメントを出す選手もいるが、清水は男らしいと思った。青森記念の決勝も男気のある先行で、中野慎詞の連勝記録を止めた。
ネガティブ発言も多い清水だが、こうと決めたら、阿修羅になれる男だ。本当、清水の場合は脚でなく気持ちだけ。一番良い時の雰囲気を醸し出してきた。(町田洋一)