2022/09/10(土) 19:00 0 11
青森競輪場では10日、「みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII)」の3日目が開催された。11レースに出場して2着の内藤宣彦に話を聞いた。
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他のスポーツでは考えられない。51歳の内藤が23歳の中野慎詞に遅れることなく追走。自分の子供のような年齢の選手と互角に走る内藤は鉄人だ。
息を整えて会見場に現れた内藤は「ホッとしたよ。中野は下げてから向かい風のバックで行くから苦しかった。吉田(拓矢)の飛び付きを警戒したけど、下がってくれたからバックでは決まったかなと。それでも最後は吉田君に抜かれた感触があったし、俺ってホントに2着だよね。地元記念の決勝だしGI並に嬉しい。前検日はオーバーワーク気味で疲れがあったけど、今日のアップは一番軽かった」。
51歳にしてオーバーワークになるほど追い込んで練習をしている内藤には驚かされた。(アオケイ・伊藤博記者)