2022/09/10(土) 12:30 0 2
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で10日、「PIST6 Championship2022-23」サードクォーター・ラウンド3が開幕。初出場の境啓亨、竹村勇祐に話を聞いた。(アオケイ・八角記者)
境啓亨(タイムトライアル10.640:全体5位)
「ぼーっと走っていたら終わってしまった(笑)。ホームバンクの熊本が500バンクで上板が長いので、余計に短く感じる。スピードは全く出せていない、慣れたらもう少し出そうですね。え! 中川(誠一郎)さん10.028も出したんですか? 流石ですね」と大先輩の記録に驚く境。
「そういえば、タイムトライアルでは計測線で脚が一杯になるくらいに駆けないとタイムは出ないと、中川さんが言っていました。中川さんがナショナルチームにいたときは、そういう意識をしながら走っていたそうです。中川さんは最近まで1kmのハロンの日本記録を持っていたし、そんな中川さんが言うんですから間違いないはず(笑)。250だからスピードに乗ってしまえば流れるし、中川さんのアドバイスどおりの走りができず残念」と肩を落とす。
「講習会でのレースは全て先行しました。結果は1着、1着、1着も失格でした(苦笑)。失格したレースはスプリンターレーンを外してしまった。本番でも積極的な走りをしつつ、失格には気をつけます! 」。
続けて「競輪とは違う面白さがあって、見ていても楽しいですよね。せっかくなので雨谷さんと対戦したいなぁ」と、優勝候補・雨谷との対戦を心待ちにする。
竹村勇祐(タイムトライアル10.772:全体13位)
「バンクに慣れれば、もう少し0.2、3秒くらいタイムは縮められそうですね。高校3年間は自転車競技やっていたけど、自分は中距離でした。木製バンクは講習会以来なので、慣れが必要かな、と。やっぱりコーナーリングが難しいです。外に膨らまないように自転車を制御することに意識がいってしまって余裕がない。レースは流れもあるし、タイムトライアルとはまた違うと思うので、一走一走慣れていけば」と話す。
目標を尋ねると「初めてなので様子を見ながら巧く走りたい。準決勝には乗りたいですね」と意気込んだ。
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