2022/09/03(土) 10:45 0 1
京王閣競輪場のナイター競輪「Sちくま杯&大柴杯&デイリー杯(FII)」は3日、2日目が開催される。A級チャレンジ準決勝に勝ち上がった3名のルーキーに話を聞いた。(アオケイ・八角記者)
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小坂丈(3R)
予選3Rがアクシデントで中止。抽選によるみなし着順で準決勝進出を決める事態となった。誰よりもソワソワしていたのは、当レースで注目を集めていた小坂だ。
「まさかです、これも競輪ですかね(苦笑)。くじ運ですか? どうだろう、こればかりは…自信はないです」。
抽選を終え、準決勝の番組が発表されると「良かった。走っていないのに疲れた(笑)。桜井大地さんは手強いですが、スタートを狙って前受けから組み立てたい。ここ2場所は決勝に勝ち上がれていないので、頑張りどころですね」と意気込んだ。
永井哉多(4R)
地元戦を1着で飾った永井は「本デビュー後の4戦全てがミッドナイト開催。お客さんがいるなかで走るのは初めてだし、しかも地元戦。知人も応援に来てくれると聞いていたので、かなり緊張しました。走っていても体がガチガチで(苦笑)。そんな中で逃げ切って1着が取れたし、ラインで決まって嬉しいです。まだ決勝に進めていないので、今回は決勝に行きたい。3車のアドバンテージを生かして積極的に走りたい」。
また、同期の話題になると「末廣君の強さは百も承知。養成所時代から強かったし、特昇一番乗りは末廣君じゃないかと思っていた。決勝で一緒に走れるように、僕が頑張らないと」と同期対決に意欲を燃やす。
末廣快理(5R)
「自分はダッシュ系のほうが得意なタイプ。今の課題は末脚の強化ですね。レースは差されて2着が多いし、地脚が足りていない自覚もある。長い距離を踏んだり、しっかりと先行することを意識しています」。
上記の永井の話を振ると「永井君はいつもそうやって言ってくれる(笑)。でも、個人的には全く感じていない。自分と同じくらいのダッシュや、それ以上にタイムが良かったりと、強い同期や選手は沢山いますからね。しっかりトレーニングを積んで足りないところを埋めていって、目の前の一戦一戦を頑張っていくだけです」と話した。