2022/09/03(土) 07:15 0 3
以前、原に取材をしたときは競輪とモーグルの2足のわらじから競輪一本にシフトした直後(5月頃)。
その時は「レース勘も脚力も全然。自信が持てない」と自信なさげの様子だったが、2場所前の静岡から2連続での優出。動きも格段に良くなっている。
この調子の良さについて聞いてみると「特別何かを変えたわけではない。同じ事をやり続けていただけです。強いて言うなら先行するペース、脚の使い方が分かってきたのが大きいですかね」。
「でも、自分はまだまだ弱いので、毎回チャレンジャーとして挑んでいます。(7、8月は)月2本でしっかり練習が出来ていたけど、今月は3本になってしまうから少し不安はある」と話してくれた。
そして迎えた初日は同期で地元の水森湧太が相手。3車有利となった原はカマして果敢な先行を見せたが、原ラインの3番手を水森が捌く形となり逃げ残っての3着となった。
「水森君が強かった…」とレース後に悔しがっていたが、準決勝の相手はまさかのおかわりで水森。原の番手にはベテラン岡部芳幸。
「おかわり番組…。やりづらい…。岡部さんの前を回るのは凄く緊張する。生ぬるい走りは出来ないし、力を出し切れる走りをしたい」と緊張を見せながらも強い意気込みを感じることが出来た。
原はまだまだ25歳の成長著しい若手選手。これからの更なる成長も楽しみだが、まずは準決勝の走りに期待したい。(アオケイ・宮本記者)