2022/08/31(水) 19:45 0 3
前場所は8月17日が初日の小倉に出走。それ以前の成績だけを見れば完全優勝するとは誰もが思っていなかっただろう。それをオール逃げ切りで決めたのだ。
初日は月森の先行が見込める中、番手の戸田洋平から売れていたのだが逃げ切り。ここまでは想定の範囲内。
準決は優勝候補の伊藤颯馬に地元の柳詰正宏が付けるメインレースの当て馬ともいえる中、打鐘で伊藤に併せ切っての逃げ切り。
決勝は乗れている高久保雄介と川口聖二が相手で、人気は高久保、月森ラインからはズブズブが3番人気の評価。3車だったし後ろに貢献するだろうとの支持だったのだろうが、川口との雁行を制すと高久保の捲りも堪えて逃げ切り。いい意味で期待を裏切ってくれた。
「嬉しかったですね。入る前はそうでもなかったが、初日に走ったら感じが良くて。最終日に向かってどんどん良くなった感じでした。自分がびっくりしましたよ。逃げようとは思っていたけど、逃げ切れるとは思っていなかったですからね。練習方法を変えて、佐世保から自転車も変えて感じもよくなってきました。今回はメンバーがめちゃくちゃいいので頑張りたい」。
初日は武田亮ー佐藤礼文の活きのいい同期コンビと、小田原記念で2勝した何でもやってくる東矢昇太が相手。初日からかなりの好カードだ。(アオケイ・市川記者)
※月森亮輔選手は欠場となりました。