2022/08/30(火) 08:15 0 5
準決勝は正攻法から一旦、突っ張って先頭をキープ。6番手に下げてカマシ返してきた同期の中釜健次に素早く反応してスピードを上げ、自ら追って捲り追い込んだ。これで8連勝となり、特別昇班にリーチをかけた。
「今回は19日ほど空いていたので、やれる事を全部やってきました。練習の疲れも取ってきたし、ほぼ100%と言っていいと思います。2日間の内容は納得できているけど、準決の中釜君を追って踏み込んだ時に『スピードが足りないな』と思ったくらい」と言う。
決勝の並びは安彦統賀-前島恭平・栗本武典・中釜健次・高橋明久・安倍大成-早坂道義となって超が付くコマ切れ戦だ。
「9連勝(特別昇班)を狙っているのは確かだけど、意識し過ぎて小さなレースはしたくないというのもあるんです。ただ、1番車だから初手は前から攻める事になると思うんです。最初に動いてくのが安倍君だろうから、来たところでどんなアクションを起こしたらいいのか考えないと。ヘタに踏み合ったりしたら、中釜君や高橋さんにカマされたりするかもしれない。そうなると自分はダッシュがないからキツくなりますし…。あとは栗本さんは3番車だし、初手は自分らのラインを追う格好になるのかな。本当はそれが一番厄介なんですよね、力がありますから(苦笑)。まあ、ダメならダメで、また一からやり直せばいいという気持ちもあるので、別に焦ってはいません。でも、決められる時に決めたいですよね。とにかく出し切る走りをして、それで結果が付いてくればいいかな」。(アオケイ・忍足記者)