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福井競輪　FI　12R　S級　決勝　発走16：10

並びについて

まずこのレースの並びの紹介から。
⑥清水剛志-①稲垣裕之-④笠松信幸
⑤末木浩二-②内藤秀久
③石原颯
⑦嵯峨昇喜郎

展開予想

3対2対1対1の細切れ4分戦で、バック数トップの②石原がまさかの単騎戦。次にバック数が多い⑦嵯峨も単騎です。中近ラインは3車構成ですが、先頭を務める⑥清水は自在型ですし⑤末木も同様。誰もが単純な逃げは打ちたくないところです。最終的に腹をくくって飛び出すのは長い距離を踏んでも勝てる自信がある③石原でしょうか。

初周想定

⑥①④　⑤②　③　⑦　

初手の位置取りは枠なりでしょうか。1番車を有する中近ラインが前受けして、4番手に⑤末木ライン。単騎の③石原、⑦嵯峨が6、7番手の想定です。　

赤板想定（残り2周）

　　　←⑦←③
　　←⑤②
←⑥①④　

最後方の⑦嵯峨から上昇開始。中団の⑤末木も合わせてイン切りに出るかもしれません。それを見た前受けの⑥清水はどう動くのか。すんなり下げて5番手になったら巻き返すのは厳しいですし、一旦ここは突っ張る素ぶりを見せて③石原の上昇を待つ作戦でしょうか。

最終ホーム（残り1周）

←③←⑤②←⑦
　　⑥①④　

初日も単騎捲りで前団を一蹴した③石原が一気に前を飲み込みます。⑥清水がこれに飛び付こうと合わせて踏み込みますが、ピッタリ番手に嵌まれるかはタイミング次第。さらに⑤末木、⑦嵯峨もこの辺りから反撃を開始。

最終バック

　　　←⑦
　　←⑥①④
③⑤②

連日のスピード光る③石原が出切り、中団の踏み合いを制した⑤末木が好位キープ。⑥清水は最後の力を振り絞って再度攻撃を試みます。後方で脚をためていた⑦嵯峨も大外を捲ろうと全力で踏み込みます。

本線の狙い

3-2-571
3-7-251

カマシ切った③石原が失速することなくゴールまで一直線。対抗は⑤末木マークから鋭い伸び脚を見せる②内藤に期待しましたが、じっくり脚をためていた⑦嵯峨が大外を突っ込んで2着に届くシーンも十分。

穴の予想

2-5-317
2-7-531

②内藤が「GIでも戦える脚になってきた」と好調アピール。⑤末木も準決は逃げて2着に粘っており調子は上々でしょう。この両者のワンツーから入り、さらに⑦嵯峨も絡めて。

福井競輪場バンク情報

日本競輪学校をモデルにして作られている400ｍバンク

・クセもなくバンクも軽いので、スピードタイプが有利。
・戦法的な有利不利はなく「逃げ」「差し」「まくり」が均等に決まる。

見なし直線距離 52.8m
センター部路面傾斜 31°28′37″
直線部路面傾斜 2°51′45″
ホーム幅員 10.5m
バック幅員 9.0m
センター幅員 7.5m
最高上がりタイム 10.6秒 山口拳矢(2020/11/19)

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