水戸黄門賞2024が開催される取手競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。
取手競輪場は、茨城県取手市にある競輪場で1950年2月25日に開設されました。周長距離は400mで見なし直線は54.8m。クセがなく走りやすい特徴があります。カント(傾斜)は、ややキツめですがどんな戦法でも決まりやすい傾向があります。
取手競輪場の特徴は、周長距離は400m。見なし直線は54.8m。
クセがなく選手には走りやすいバンクだと言われています。カント(傾斜)はややキツめですが、ほぼ平均的なのでどんな戦法でも決まりやすい傾向にあります。選手の実力がそのままレース展開に影響する競輪場と言っても過言ではないでしょう。だだし、冬場はバックの向かい風でバンクが重く感じやすくなります。
最高上がりタイム:10.7秒 吉岡稔真
(1998年6月20日)
【データ集計期間】2019年6月〜2024年6月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
22.6% | 30.3% | 47.1% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
18.1% | 17.2% | 26.8% | 38.0% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
11.5% | 32.8% | 55.1% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
14.3% | 22.3% | 29.6% | 34.1% |
2019年6月〜2024年6月のデータを見ると、取手競輪場の1着の決まり手は47.1%で「差し」でした。
しかしながら、全国平均と比べると、逃げ(平均:18.4%)と捲り(平均:26.2%)が高くなっています。クセがない走りやすいバンクの取手競輪では、比較的どんな戦法でも決まりやすい傾向にあります。また冬場にはバンクが重くなりやすいので、追い込み選手を狙った方が良さそうです。
S級(9車)に絞った1着決まり手をみると、1着の決まり手は55.1%で「差し」が多く、「逃げ」が11.5%まで割合が下がっています。S級戦では「逃げ」を得意をする選手での勝負を避けた方が良いでしょう。
取手競輪のバンクでは選手の実力やラインの強さがレース展開に影響しやすいので、実力通りに予想すると良いでしょう。
ほかと比べると、6番車と8番車の勝率が低いことがわかります。また3連対率が低いので、この点を参考にして予想を組み立てるといいでしょう。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 21.4% | 42.5% | 55.0% |
2 | 11.1% | 29.0% | 40.1% |
3 | 15.0% | 25.8% | 38.5% |
4 | 5.7% | 9.6% | 18.5% |
5 | 11.1% | 26.8% | 41.1% |
6 | 2.5% | 6.4% | 12.4% |
7 | 13.4% | 26.2% | 41.9% |
8 | 3.8% | 6.4% | 14.3% |
9 | 16.0% | 28.1% | 38.7% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,089円 |
2枠単 | 2,199円 |
2車複 | 1,384円 |
2車単 | 2,794円 |
ワイド | 590円 |
3連複 | 2,659円 |
3連単 | 15,966円 |
所在地:茨城県取手市白山6-2-8
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。