瀬戸の王子杯争奪戦が開催される玉野競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。
玉野競輪場は玉野競輪場は岡山県玉野市にある競輪場で1950年に開設されました。競輪場で1番多い400mバンクで円に近い形になっており、クセがなく選手にとっては走りやすいと言われています。バックストレッチ側のすぐ先が瀬戸内海のため、冬になると強い風が吹く傾向があります。
玉野競輪場の特徴は、周長距離は400m、見なし直線は47.9m。
400mバンクとしては円に近い形で癖がなく、選手にとっては走りやすいと言われています。瀬戸内海の近くに位置しているため、風の影響を受けることが多いのが特徴です。とくに冬になるとバックストレッチ側から強い風が吹き、先行選手が不利となる傾向があります。
最高上がりタイム:10.5秒 太田竜馬
(2016年8月14日)
【データ集計期間】2019年2月〜2024年2月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
20.9% | 31.6% | 47.0% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
17.0% | 16.7% | 27.4% | 38.2% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
11.8% | 34.9% | 53.9% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
15.1% | 25.4% | 24.8% | 34.2% |
2019年2月〜2024年2月のデータを見ると、玉野競輪場の1着の決まり手は47.0%で「差し」でした。
玉野競輪場のバンクは見なし直線が47.9mと短めですが、セオリー通り「逃げ」が有利ではなさそうです。割合が1番高い決まり手は「差し」でしたが、「捲り」も「差し」も全国的な平均的な割合なので、脚質によっての有利・不利はなさそうです。
しかしながら、瀬戸内海の近くに位置しているため、風の影響を受けることも。特に冬になるとバックストレッチ側から強い風が吹くので、先行選手が不利となる傾向があります。
S級(9車)に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は53.9%で「差し」が多く、「逃げ」が11.8%まで割合が下がっています。このことから、S級戦では「逃げ」を得意とする選手を軸にして予想をすると危険な傾向があるので、注意しましょう。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 25.0% | 42.7% | 57.0% |
2 | 17.8% | 34.0% | 47.8% |
3 | 14.1% | 27.7% | 41.4% |
4 | 9.5% | 20.9% | 34.8% |
5 | 14.5% | 30.8% | 45.4% |
6 | 3.4% | 8.8% | 18.1% |
7 | 12.4% | 27.2% | 42.2% |
8 | 2.7% | 7.7% | 14.9% |
9 | 11.5% | 23.8% | 37.8% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,114円 |
2枠単 | 2,147円 |
2車複 | 1,479円 |
2車単 | 2,967円 |
ワイド | 595円 |
3連複 | 2,760円 |
3連単 | 16,533円 |
所在地:岡山県玉野市築港5丁目18番1号
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。