寛仁親王牌(ともひとしんのうはい)・世界選手権記念トーナメント(通称:親王牌)が開催される弥彦競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。
弥彦競輪場は新潟県西蒲原郡弥彦村にある競輪場で1950年4月28日に開設されました。周長距離は400mで見なし直線は63.1mと長い。そのため捲りや追い込みが決まりやすい傾向にあります。
弥彦競輪場の特徴は、周長距離は400m。見なし直線は63.1m。
全国の400mバンクの中で2番目の直線距離が長さで、全国平均より7mほど長いのが特徴です。それにより捲りや追い込みが決まりやすい傾向となっています。
最高上がりタイム:10.6秒 山崎芳仁
(2010年6月15日)
【データ集計期間】2019年10月〜2024年10月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
23.5% | 27.3% | 49.2% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
19.6% | 12.8% | 27.9% | 39.6% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
7.4% | 36.9% | 55.7% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
13.4% | 15.4% | 29.5% | 41.6% |
2019年10月〜2024年10月のデータを見ると、弥彦競輪場の1着の決まり手は49.2%で「差し」でした。
また、全国平均と比べると「捲り」の割合も高くなっています。弥彦競輪はカント(傾斜)がキツいことが影響していると考えられるでしょう。一方で4コーナーの緩和曲線がキツいので、3コーナーからの捲りが決まりにくい傾向があります。早めのタイミングで捲りができる脚力のある選手なら、捲り決着が決まるかもしれません。
S級(9車)に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は55.7%で「差し」が多く、「逃げ」が7.4%まで割合が下がっています。さらに「捲り」の割合も上がっています。見なし直線距離が長いことで、番手選手が加速するための距離を確保できることが影響していると考えらるため、S級戦では「差し」や「捲り」を得意とする選手を軸に競輪予想するといいでしょう。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 26.8% | 45.4% | 59.8% |
2 | 17.1% | 35.6% | 49.4% |
3 | 15.1% | 30.1% | 44.4% |
4 | 11.7% | 25.4% | 41.9% |
5 | 11.9% | 24.7% | 41.3% |
6 | 3.7% | 9.6% | 19.3% |
7 | 12.4% | 26.3% | 39.5% |
8 | 6.2% | 12.9% | 20.6% |
9 | 16.1% | 31.1% | 46.6% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,118円 |
2枠単 | 2,250円 |
2車複 | 1,336円 |
2車単 | 2,626円 |
ワイド | 532円 |
3連複 | 2,319円 |
3連単 | 14,263円 |
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。