岐阜競輪G3(長良川鵜飼カップ)が行われる岐阜競輪場の決まり手のデータ傾向を紹介します。競輪には選手がどのような戦略で1着、2着に入ったのかを意味する『決まり手』という言葉があります。この決まり手は予想する際に出走表で確認することができ、選手の決まり手や競輪場（バンク）の決まり手の傾向を見て、競輪予想の参考にしてください。

岐阜競輪場の特徴は、周長距離は400m。見なし直線は59.3m。
直線が長く、カント(傾斜)がきついほうですが、クセのないバンクでどんな戦法でも力を発揮することができます。捲りや追い込みは、4コーナーから直線に入ると、中バンクが大外からの山おろしよりも伸びるので、きれいに捲りきれなくても外で粘って辛抱していてば勝機が生まれます。

岐阜競輪場で1着の決まり手で1番多かったのは「差し」でした。
岐阜競輪の見なし直線距離は59.3m。全国の400mバンクの平均見なし直線距離と比べると比較的長めとなっています。またややカント(傾斜)がキツめですが、基本的にクセのないバンクです。1着の決まり手は「差し」が圧倒的ですが、2着決まり手はあまり大差がないので、一概に番手選手が有利とも言いづらいでしょう。
一方、気をつけておきたいのが当日の風向きです。岐阜競輪の場合はホーム側にスタンドがあり、日によって風向きが違います。当日の風向きによってどんな脚質が有利なのかも見ておいた方がよさそうです。