阿波おどり杯争覇戦(小松島競輪G3)が行われている小松島競輪場の決まり手傾向や特徴を紹介します。
1950年に開設された小松島競輪場は徳島県小松島市横須町にある競輪場です。周長距離は400m、見なし直線は55.5m。 かつて500mバックだったものを改修したため、その名残りからカント(傾斜)は緩くなっています。全国の競輪場のなかでもっとも海に近い競輪場と言われているため、海風の影響もモロに受けるのが特徴的です。
小松島競輪場の周長距離は400m、見なし直線は55.5m。
かつて500mバックだったものを改修したため、その名残りからカント(傾斜)は緩くなっています。全国の競輪場のなかでもっとも海に近い競輪場と言われているため、海風の影響もモロに受けるのが特徴。
風の向きで先行選手の有利・不利などがあるため、当日の風向きには注意が必要です。
最高上がりタイム:10.5秒/2004年7月5日 吉村和之
【データ集計期間】2018年7月〜2023年7月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
19.6% | 31.3% | 49.1% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
18.4% | 15.8% | 30.6% | 35.6% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
10.7% | 37.0% | 52.3% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
17.7% | 18.3% | 32.4% | 32.1% |
2018年7月〜2023年7月のデータを見ると、小松島競輪場の1着の決まり手は49.1%で「差し」でした。
小松島のバンクはあまり癖がないので、全国平均の決まり手を大差はなさそうです。
S級(9車)に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は52.3%で「差し」でした。一方で「逃げ」の割合が低くなっていることから、追い込み選手に重視して予想するのがおすすめです。
また、2着の決まり手では、「差し」が32.4%と1番割合が高くなっているので、最後の直線で差されることが多いと考えられます。
上記のデータから見ると、ラインの先頭選手は2着狙いが濃厚そうです。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 23.6% | 42.8% | 56.1% |
2 | 17.1% | 32.7% | 46.9% |
3 | 14.9% | 28.3% | 41.4% |
4 | 9.5% | 20.4% | 34.9% |
5 | 13.5% | 27.9% | 42.9% |
6 | 2.2% | 7.1% | 16.0% |
7 | 13.6% | 28.6% | 41.7% |
8 | 2.1% | 6.6% | 15.1% |
9 | 13.7% | 28.2% | 41.2% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,184円 |
2枠単 | 2,610円 |
2車複 | 1,671円 |
2車単 | 3,445円 |
ワイド | 665円 |
3連複 | 3,325円 |
3連単 | 21,717円 |
阿波おどり杯争覇戦特集の出走表・オッズ・選手データ・掲示板・結果払戻・速報やニュース・コラムなどがご覧いただけます。
公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。