岸和田競輪場は、1951年2月16日に開設された大阪府岸和田市にある競輪場です。大津びわこ競輪場が廃止・閉鎖となってからは積極的に高松宮記念杯競輪を誘致しています。400mバンクを使用しており、クセがない走りやすいバンクです。特にクセのない標準的なバンクなので、脚質による有利不利は少ないと言われています。
岸和田競輪場の特徴は、周長距離は400メートル。見なし直線は56.7m。癖のない走りやすいバンクといわれており直線も比較的長いため、脚質による有利不利は少ないとされています。海岸に近い位置にあるので、1センター側から海風が吹く影響があり。天候が悪化してくると海風ではなく山風に変わる傾向があります。
【データ集計期間】2019年6月〜2024年6月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
22.3% | 31.4% | 45.6% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
19.4% | 16.7% | 24.0% | 39.5% |
【S級(9車)×G1に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
8.2% | 37.6% | 53.6% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
14.9% | 19.1% | 31.4% | 34.5% |
2019年6月〜2024年6月のデータを見ると、岸和田競輪場の1着の決まり手は45.6%で「差し」でした。
見なし直線が56.7mとやや長めでカント(傾斜)が緩めな岸和田競輪場の条件を見ると、逃げるラインの「差し」が有利の傾向にあります。しかし大きな問題は風です。西側に大阪湾があり、浜風が1センター側から2センター側へ吹き、バックで追い風に。そしてホームで向かい風となります。2コーナーからかまして捲るラインがあれば有利。3コーナーからの捲りに関しては、仕掛けは届かず、先行有利となります。
S級(9車)×G1に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は53.6%で同じく「差し」。そして「逃げ」が8.2%と大きく割合が低下しています。
岸和田バンクでは、当日の風向きをしっかり見極め、堅い決着を狙うといいでしょうが勝利の鍵を握っていそうです。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 24.2% | 40.6% | 55.3% |
2 | 16.2% | 32.7% | 47.8% |
3 | 13.8% | 28.6% | 44.2% |
4 | 13.3% | 28.8% | 43.3% |
5 | 13.3% | 28.7% | 43.2% |
6 | 3.5% | 8.9% | 18.4% |
7 | 13.2% | 26.5% | 39.1% |
8 | 5.2% | 9.0% | 18.7% |
9 | 10.9% | 25.8% | 41.2% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,047円 |
2枠単 | 1,896円 |
2車複 | 1,356円 |
2車単 | 2,755円 |
ワイド | 580円 |
3連複 | 2,539円 |
3連単 | 15,536円 |
所在地:大阪府岸和田市春木若松町22‐38
電話 :0724-22-4846
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。