取手競輪G3(水戸黄門賞)はもともとは「取手銀輪王座争奪戦」でしたが、2016年から「水戸黄門賞」の名称で毎年6月に取手競輪場で開催されています。1周は400mと全国の競輪場の中では最もスタンダートな周長なっており、クセがないことが特徴です。それゆえ、選手の実力が順位に反映されやすいでしょう。今回は取手競輪場が得意な選手、歴代優勝者、地元選手など、このバンクを得意とする選手を紹介します。
2021年は「全日本選抜競輪(G1)」が開催されましたが、2020年は郡司浩平が優勝を果たしました。しかしながら今節はあっせんされておらず、2019年優勝の松浦悠士が有利となるのか、期待されます。比較的、茨城の選手が多く優勝している傾向にあるが、クセのないバンクなため、実力勝負となりそうです。
年 | 優勝者 | 登録地 |
---|---|---|
2020 | 郡司浩平 | 神奈川 |
2019 | 松浦悠士 | 広島 |
2018 | 山崎賢人 | 長崎 |
2018 | ブフリ | 外国 |
2017 | 吉澤純平 | 茨城 |
2015 | 渡邉一成 | 福島 |
2014 | 伊藤保文 | 京都 |
2013 | 長塚智広 | 茨城 |
2012 | 武田豊樹 | 茨城 |
2011 | 岩本俊介 | 千葉 |
2010 | 伏見俊昭 | 福島 |
2008 | 武田豊樹 | 茨城 |
2007 | 佐々木則幸 | 高知 |
2006 | 武田豊樹 | 茨城 |
2005 | 三宅伸 | 岡山 |
2003 | 濱口高彰 | 岐阜 |
2002 | 小倉竜二 | 徳島 |
地元では慣れた空気感の中でレースが開催されます。普段、開催競輪場をホームバンクとして練習しているほど、地元以外の選手に比べて地の利があります。どれだけこの競輪場を知り尽くしているかは、レース展開に置いてかなり有利なポイントです。
取手競輪場をホームバンクにしている出走予定選手には、昨年頭角を現した吉田拓矢や過去に何度も優勝している武田豊樹、期待のルーキー吉田有希がいます。
級班 | 選手名 | 期 | 年齢 |
---|---|---|---|
SS | 吉田拓矢 | 107 | 27 |
S1 | 武田豊樹 | 88 | 48 |
S1 | 芦澤大輔 | 90 | 40 |
S1 | 吉澤純平 | 101 | 37 |
S1 | 杉森輝大 | 103 | 39 |
S1 | 朝倉智仁 | 115 | 22 |
S2 | 木村貴宏 | 80 | 45 |
S2 | 早坂秀悟 | 90 | 36 |
S2 | 小畑勝広 | 115 | 23 |
S2 | 吉田有希 | 119 | 20 |
※年齢は2022年6月1日時点
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