今年は２月の高知全日本選抜を脇本さんの番手で優勝、６月の地元高松宮記念杯をラインの力で、１０月弥彦寬仁親王牌を単騎で獲り、３冠は上出来過ぎでも自信に成った。直前は体調を整えて、セッティングに、勿論フレームも悔いを残さない様に仕上げたし、練習は郡山久二さんの指導で岸和田バンクでやり、今月始めは脇本さんと岸和田で仲間と合宿。こゝを獲れば、昨年の脇本さんの賞金記録をオーバーするとの事なので脇本さんに任せて「あれ」しか狙ってない。調子は大丈夫。

今年は大きな怪我もせず、病気・故障も無く、無事に走り切った結果が優勝ゼロなのにこれだけの賞金。自分でも良く頑張ったと思いますよ。立川はグランプリを４年前に優勝してる僕に取っては生涯忘れられないバンク。競輪祭の後は暖かい沖縄で納得する迄仕上げたので後は結果を出すだけ。響平(新山)と北日本は２車なので、只逃げても他のラインにやられるから、そこら辺りは作戦を立てます。今回は新車を使う。

今年はスタートの和歌山記念を初日に熱発で当日欠場した影響もあり、それで２ヶ月あまり苦戦したが、３月の別府ウィーナーズカップを単騎で優勝してからですね。その後はサマーナイトを連覇した事で賞金を積み上げたのに、西武園オールスターの落車で肩胛骨々折は本当に痛かったが、熊本記念から復活した後は何とか頑張ってグランプリを決めました。直前の別府落車はカスリ傷（笑）。直前は扁桃炎に成ったが治った。裕友（清水）が帰って来てくれたのも大きい。話して任せる事にした。

こんなに早くグランプリに出る事が実現するとは、僕が一番ビックリしてます。西武園オールスターは前で頑張ってくれた拓矢(吉田)さん、そして後を固めてくれた平原康多さんのお蔭でＧＩ初優勝。これだけではと思い、練習に励んだのが競輪祭。決勝に乗る迄も仕上がってたが本番は単騎でも冷静でした。２つ獲った事で周りの見る目も変わったし、今回は関東代表として単騎でも優勝しか狙ってません。直前は宇都宮と前橋バンクで仕上げました。

６年振りにグランプリに帰って来ました。静岡に移り、仲間に恵まれて、静岡バンクを拠点にしてやって来た練習が実りつゝあるのが嬉しいですね。青森共同通信社杯の優勝は、一緒にやってる雄太(渡邉)に獲らせて貰ったもの。競輪祭の後は、九州のサウナ巡りをしてリフレッシュした後は、自分なりの調整方法で悔いを残さない様に仕上げた。立川バンクはこの季節は重いし、風も強いので、単騎ですが体が反応した処で仕掛けて、グランプリ初Ｖを決めます。

平塚ダービーをワンチャンスを物にして決めた初グランプリ。立川の舞台は親父が２５年前に獲ってるのも何かの縁なんでしょうね。競輪祭迄は色々試したい事もあり、ピリッとしなかったが、立川のバンクを考えたフレームにして、セッティングも、大垣のバンクで入念に乗って来たので、やれると思います。立川は以前、淳(柴崎)さんに優勝を獲らせた事がある。深谷さんは中部の選手でないので単騎で。立川入りしてテンションも上がったし、優勝しか狙わない。

よもや１年でこの舞台に戻って来れるとは思わなかった。これも犬伏が頑張ってくれたダービーの準Ｖが決めてに成ったもの。ラインに助けられた１年でもありました。一番感触良かったのはオールスターの決勝、関東２段駆けにやられたが、あそこ迄やれた自信が其の後に繋がった。今年は玉野でしたが防府記念６連覇は狙って獲ったのも。松浦さんには僕の方から前でやりたいと言いました。確率は低いかも知れないが先行も考えてる。立川は記念Ｖ２の得意バンク。

初めてのＳ・Ｓパンツを穿いた１年でしたが、優勝こそ１度も獲れなかったが、２月の全日本選抜の後から師匠(坂本勉)のアドバイスもあってＳ・Ｓを気にせず自分のレースを貫いた結果が、９番目でも２年連続のグランプリです。昨年は先輩３人に後を固めて貰ったのに情無いレースをしたので、今回はリベンジしたい。競輪祭の後は微調整して納得行く迄乗り込んだ。慎太郎(佐藤)さんと決める自力で力を出し切り、ワン・ツーする事に全力を投じます。

西武園オールスターの落車は記憶が無いけど、肩胛骨々折も初めてなら、それより酷かったのが肋骨６本骨折で肺挫傷に成り、復帰出来ないかと思ったぐらい。それでもグランプリが懸かってたので四日市記念から復帰したんですよ。そんな中でも競輪祭は決勝に乗れたのは自信に成った。それからは福井に帰ってバンクで仕上げ、その間に古性が居る岸和田で５泊６日の合宿をやってこゝに備えた。昨年獲った平塚と僕も古性も同じ車番なので運命的なものを感じてます。