2025/11/20(木) 20:22
小倉競輪「第67回朝日新聞社杯競輪祭(GI)」が20日に2日目を開催。9R一次予選2を走った眞杉匠に話を聞いた。
1走目の一次予選Iは外併走からまくって2着を確保したが「立ち遅れてしまったのが…。反応も悪かったし、中途半端でした」と自己評価は辛かった。それだけに、この日は同じ失敗は許さんとばかりに前々へと畳みかけ、先制した河端朋之を瞬く間に飲み込んだ。だが、道中は誤算もあったといい、冷静な判断が光った。
「初手は本当なら前から2つ目が欲しかったけど前受けになってしまった。だから、あとはその時、その時の判断で走りました」
自ら流れを断ち切ることができたのは、自信の裏付けがあったから。1走目を終えサドル回りに違和感を覚えると、セッティングを大幅に変えてこの日に挑んだ。「(初日より)マシになったかな」と話しており、まだまだ上向く予感はある。
この日の1着でポイントを22Pまで積み上げた。4日目優秀「ダイヤモンドレース」へ進むには例年は最低でも21Pが必要とされ、昨年の泣き別れも21P。現時点では圏内におり気持ちは高まる。準決までに更なるリズム良化を図り、徐々に本調子を取り戻していく。(netkeirin特派員)