2025/05/05(月) 18:00
浜松オートにおいて遠鉄グリーンカップG1開場69周年記念「ゴールデンレース」が5月7日(水)から11日(日)までの5日間で開催される。3連覇がかかる鈴木圭一郎、ナンバーワンの青山周平、そして、先日のSG初制覇を達成した佐藤励ら豪華メンバーが浜松走路に集結し、熱戦を展開する。5日間のスピード戦を制し、今回から就任・お披露目される浜松の9代目レースヴィーナスとファンからの祝福を受けるのは!?
※初日の出走表(5月7日更新)はこちら
【浜松G1(初日)12R=ゴールデンドリーム】
6周回 10mオープン戦
1/山本翔(山陽34期)
2/笠木美孝(浜松22期)
3/渡辺篤(浜松31期)
4/早川清太郎(伊勢崎29期)
5/鈴木宏和(浜松32期)
6/荒尾聡(飯塚27期)
7/佐藤励(川口35期)
8/鈴木圭一郎(浜松32期)
(※5月6日追記)
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【SG初制覇!佐藤励の勢い加速】
劇的な大逆転だった。4月川口のSGオールスター優勝戦は、青山周平と黒川京介が激しく首位争いを繰り広げる中、3番手につけた佐藤励は最終コーナーで内に進路を取り、両者を差し切り歓喜のゴールに飛び込んだ。念願のSG初優出で初制覇、さらに完全優勝での偉業達成に、地元川口スタンドは大いに沸いた。「まだまだスタートが課題」と今後を見据えつつも、SGウィナーの仲間入りを果たして最初に迎える今回の浜松G1は注目度も格段にアップ。25歳のニュースターが、浜松でも旋風を巻き起こすか。
川口勢は永井大介、若井友和、森且行のS級25期に、昨年準優勝だった小林瑞季らが参戦する。
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【3連覇のかかる鈴木圭一郎】
鈴木圭一郎は4月山陽G1で今年の初優勝を完全優勝で達成したものの、次のオールスターは優勝戦4着。連日整備し続けたが「手応えが無かった」と苦しいシリーズだった。このゴールデンレースは過去4回の優勝歴があり、一昨年、昨年ともに完全優勝で連覇している。3連覇に向けて、川口から地元戦に戻り、どう立て直してくるか。
金子大輔はSGオールスターで予選3日目に痛恨のフライング失権したものの、シリーズを通して4勝、2着2回のオール連対で好気配を見せていた。直近20走で着外に終わったのは2回のみで、近況の安定感は特筆級だ。今年は1月浜松でG1ウィナーズカップ、2月山陽でG1スピード王決定戦を優勝。オールスターの分も地元G1で、結果の二文字にこだわった走りで優勝争いを演じたいところ。
鈴木宏和はオールスターで晴れ走路はオール掲示板入りも、湿走路で大きく着を落とし、SG連続優出は5でストップした。地元グレードレースに関しては、2月の全日本選抜で準優勝するなど今年3連続優出中。オート界トップともいえるスタート力で、今開催もレースをリードしたい。
ほかにも浜松は、21年のゴールデンレース覇者の佐藤貴也、22年覇者の木村武之、20年ぶりのG1優勝を狙うベテラン伊藤信夫ら争覇級がそろっている。
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【青山周平は現在浜松で16連勝中】
青山周平が追加参戦する。もちろん、当然の優勝候補の一人であるし、ナンバーワンの参戦でシリーズ全体の勢力図も大きく変わっていく。青山はSGオールスターで準優勝。現在21レース連続の掲示板入りで、今年35走して着外2回のみと、その戦績は圧倒的だ。G1は3月浜松のプレミアムカップで通算30回の優勝とし、自身の持つG1最多勝利記録を更新し続けている。「浜松は最近結果が出ています」と優勝インタビューでも語るように、近況は抜群の成績。昨年11月のスピード王、今年2月の全日本選抜、そしてプレミアムカップと3連続完全優勝で、浜松走路は現在16連勝中。今回はゴールデンレース初優勝となるか。
伊勢崎勢からは4月伊勢崎で優勝、SGオールスターを連勝で締めた早川清太郎も上位争いに加わってこよう。
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【飯塚勢は荒尾聡、篠原睦が中心】
荒尾聡はSGオールスターで優出。準決勝後のインタビューでは「最近人間が自信を持って乗れてない」と語っていたが、実績ある浜松走路で、総合力の高いオールラウンダーぶりを発揮した好走に期待。また、篠原睦はオールスター4日目にフライングを喫したがシリーズ5勝の固め打ち。好調度は見逃せない。2月浜松のSG全日本選抜で優出している長田稚也ら、飯塚勢は強力布陣で参戦してくる。
山陽勢は地区1位の浜野淳をはじめ、丸山智史、藤岡一樹、岩崎亮一のS級4名が中心となる。近況好気配の山本翔にも一撃の魅力あり、今開催も軽視はできない。
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【新鋭レーサーの森下輝に注目】
若手レーサーの中では 37期の森下輝に注目だろう。初出場だったオールスターは1着にこそ届かなかったが、10前のハンデ位置から3度の掲示板入り。G1参戦は3月のプレミアムカップ以来で、今回が4回目。G2では1月のウィナーズカップで準決勝戦(落妨)に進んでいるが、G1では勝ち上がれていない。スピードをフルに発揮して、今回も地元G1に挑む。
◆出場予定選手はこちら
※オートレースオフィシャルサイトが開きます。
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勝ち上がりを詳しく!
◆5/7(初日)
予選 第1R〜第11R
・1着→二次予選A
・1着を除く1位(11名)→二次予選A
・1着を除く2位上位(5名)→二次予選A
・1着を除く2位下位(6名)→二次予選B
・1着を除く3位〜4位(22名)→二次予選B
・1着を除く5位上位(1名)→二次予選B
・1着を除く5位下位(10名)→二次予選C
・1着を除く6位〜7位(22名)→二次予選C
選抜予選(ゴールデンドリーム)第12R
・1着→二次予選A
・1着を除く1位〜4位(4名)→二次予選A
・1着を除く5位〜7位(3名)→二次予選B
◆5/8(2日目)
二次予選C 第1R〜第4R
・1着(4名)→準々決勝戦B
・1着を除く1位(4名)→準々決勝戦B
二次予選B 第5R〜第8R
・1着(4名)→準々決勝戦A
・1着を除く1位〜2位(8名)→準々決勝戦A
・1着を除く3位〜5位(12名)→準々決勝戦B
二次予選A 第9R〜第12R
・1着(4名)→準々決勝戦A
・1着を除く1位〜4位(16名)→準々決勝戦A
・1着を除く3位〜5位(12名)→準々決勝戦B
◆5/9(3日目)
準々決勝戦B 第5R〜第8R
・1着(4名)→準決勝戦
・1着を除く1位(4名)→準決勝戦
準々決勝戦A 第9R〜第12R
・1着(4名)→準決勝戦
・1着を除く1位〜5位(20名)→準決勝戦
◆5/10(4日目)
準決勝戦 第9R〜第12R
・1着〜2着(8名)→優勝戦
◆5/11(最終日)
優勝戦 第12R
※8周戦で行われる
着順順位およびタイム順位得点は以下の通り
1着:8
2着:7
3着:6
4着:5
5着:4
6着:3
7着:2
8着:1
※着・タイムともに同得点
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【過去のゴールデンレース・プレイバック】
24年5月G1ゴールデンレース
優勝:鈴木圭一郎
23年5月G1ゴールデンレース
優勝:鈴木圭一郎
22年5月G1ゴールデンレース
優勝:木村武之
21年5月G1ゴールデンレース
優勝:佐藤貴也
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【優勝戦進出8選手の当日コメント掲載!】
パーフェクタナビでは、G1ゴールデンレースの優勝戦(11日)8選手の当日コメントを掲載します。最終日・第7レース終了前までに、ご覧のサイトにて更新予定となりますので、要チェック!(※都合により掲載が遅れる場合もありますので、その際はご了承ください)。
(P-Navi編集部)