2021/05/16(日) 19:46
浜松オート(最終日)遠鉄グリーンカップG1開場65周年記念ゴールデンレース
【12R=優勝戦】
8周回4,100m(湿走路)
0mオープン戦・枠番選択
1/荒尾聡(飯塚27期)3.70
2/渡辺篤(浜松31期)3.78
3/木村武之(浜松26期)3.83
4/鈴木圭一郎(浜松32期)3.72
5/藤波直也(浜松31期)3.73
6/佐藤貴也(浜松29期)3.73
7/金子大輔(浜松29期)3.76
8/鈴木宏和(浜松32期)3.84
※右数字は試走タイム
ゴールデンレース連覇を狙う鈴木圭一郎、初日の浜松No.1決定戦を制した渡辺篤、好スタートから準決勝戦1着突破の佐藤貴也ら浜松勢が7名優出の活躍を見せた今シリーズ。
遠征勢からは荒尾聡のみが優出を決め、全場G1制覇の記録に挑んだ。
最終日は朝から雨模様。午後に入ると、雨は一度止み、走路は斑(ぶち)まで回復。しかし、10レース付近から再び雨が降りだし、優勝戦はしっかりと濡れた「湿走路」での決戦となった。
試走一番時計は荒尾の3.70で、鈴木圭が3.72の2番時計。藤波直也と佐藤貴也が3.73で続く。荒尾と鈴木圭の折り返しに人気は集中。佐藤貴也が3番手評価のオッズを示していた。
■レース展開
超抜スタートを決めたのは6・佐藤。スタートタイミング0.05の飛び出しで、内枠を一気に叩いてレースの主導権を握った。2番手に1・荒尾、3番手に4・鈴木圭で序盤の態勢が固まる。荒尾は佐藤の後位まで詰め寄るが、佐藤もコースを抑えきる。4周回4コーナーで鈴木圭が荒尾をかわして2番手に浮上。佐藤を先頭に、鈴木圭、荒尾の三つ巴のまま周回は進む。2番手の鈴木圭も攻めるが、佐藤が8周回を押し切って優勝チェッカー。2着に鈴木、3着に荒尾が入着した。
2連単6-4 3,010円(8番人気)
3連単6-4-1 4,570円(16番人気)
佐藤貴也は2019年4月山陽の平成チャンピオンカップ以来のG1制覇。
地元G1優勝は2007年秋のスピード王決定戦以来、実に14年ぶり2回目。
意外にも地元のゴールデンレースは今回が初優出だった。
優勝/佐藤貴也(浜松29期)
競走車名:スケートラブ ランク:S12
競走タイム:3.805
今節成績:3着・1着・6着・1着・1着
次走出場予定:浜松(5月21日~23日)
「めちゃくちゃ嬉しいですね。今日は本当にスタートが大きい。今節はずっとスタートが決まっていたので、自信を持っていけました。雨のスタートは得意ではないんですけど、今日は行くしかないし、巧く切れましたね。枠番選択も良かったです。スタートが完璧なら枠はどこでも良いし、5枠と悩みましたけど、自分の好きな方(6枠)を選びました。8周回で1回か2回しか他の選手の車が見えなかったですけど、近くにいるのは分かっていたので、ミスしないようにして、ペースは上げられなかったです。
ゴールデンレース初優出だったのは、昨日知りました(笑)。久しぶりに地元G1勝つことができて、とても嬉しいです。やっぱり今日のラッキーカラーは、グリーンでした! これからも緑の稲妻は勝ち続けますので、僕を応援して下さい。ベットオンミー!」(P-Navi編集部)