2025/08/11(月) 17:33
小倉競輪場の「万博協賛 吉岡カップ(GIII)」は11日、最終日を開催。決勝で1〜3着の3名に話を聞いた。(アオケイ・石濱記者)
1着 柳詰正宏
優勝した率直の感想としては何とも言えない感覚ですね。想像していなかったので、フワフワしている。こんな歓声の中で走ったことが無かったし、走れるだけで幸せでした。慶次郎(林)はあれ一本しか考えていなかったし、自分の仕事に集中出来ましたね。競輪人生の運を全て使っても良いと思って、この一戦に全てを賭けていた。最後は正直外踏んだ時にあんまり出なかったけど、踏み勝てたのはお客さんの声援のお陰。今期前半に優勝出来て、そこから体調を崩してどうなるかと思ったけど、自分のやって来たことが間違ってなかった。これから注目されると思うけど、1戦1戦頑張りたい。
2着 原田研太朗
ジャンの4コーナーで行こうと思ったら阪本(和也)君が踏んだので。あそこをバック入れてもったいない事をした。大悟君も競りで脚を削られていたし、脚を溜められた2人がワンツーしたみたいになりましたね。最終4コーナーではきつかったけど、何とか2着まで届いた。嶋津(拓弥)さんが信頼して付いてくれて嬉しかった。付いてもらえたからこそ着に繋がったと思う。今開催は踏めている感じはあったし、競輪祭の権利は狙っていたので、それは良かった。
3着 上野優太
緊張感のあるレースでした。絶対に離れられないというプレッシャーがあった。連日、状態が良くなかったのでどうかなって思っていたけど、サドルを上げたら感じが良くなりましたね。柳詰さんは絶対に外を踏むと思ったので、内を行くしかないと思った。大悟さんと飛んでくるハラケンさんとの勝負だなって。競輪祭の権利が取れて今から緊張する(苦笑)。熊本の全日選の権利も欲しいし、もう少し力を付けたい。