2022/05/15(日) 19:06
2022年5月15日
浜松オート(最終日)
遠鉄グリーンカップG1開場66周年記念ゴールデンレース
【12R=優勝戦】
*8周回4,100m 良走路
1/高木健太郎(山陽32期)0m/3.31
2/長田恭徳(山陽32期)10m/3.32
3/田中茂(飯塚26期)10m/3.33
4/木村武之(浜松26期)10m/3.29
5/金子大輔(浜松29期)10m/3.29
6/若井友和(川口25期)10m/3.29
7/青山周平(伊勢崎31期)10m/3.27
8/鈴木圭一郎(浜松32期)10m/3.27
※右数字はハンデ、試走タイム
4日目レポートはこちら
メインスタンドの新装オープンも間近(7月)に控えた浜松オートレース場で開催された「開場記念G1ゴールデンレース」。
初日は良走路でスタートしたものの、2日目は雨が降り出し、3日目は終日の湿走路に変化。浜松の湿走路は一本道になる傾向で、青山周平の連勝が止まるなど波乱も多く巻き起こった。争覇級の永井大介、中村雅人、早川清太郎、伊藤信夫ら実力者も不安定走路の前に、3日目の準々決勝戦で勝ち上がりを逸した。
4日目以降は天気が回復。準決勝戦では地元の木村武之が一番時計で1着通過したほか、32期の3名が1着を取る活躍を見せ、SGオールスターを制覇したばかりの32期・鈴木圭一郎とナンバーワン・青山周平の直接対決にも注目が集まった。
試走タイムは、鈴木と青山がともに3.27でトップ。次に木村、金子大輔、若井友和の3車が3.29。オッズは青山、鈴木、そして木村の三つ巴が人気の中心に推されていた。
優勝戦の直前に雨がパラついたが、走路状態に影響なく発走。10線からは木村が好スタートを切り、序盤で逃げる0ハンの高木をかわして先頭。追走する鈴木を振り切った木村がG1通算17回目、ゴールデンレースは2005年以来、実に17年ぶりの優勝を手にした。
■レース展開
0mハンデの1・高木がスタートを決めて、2番手には4・木村が上がる
4・木村が先頭に躍り出る
2番手には8・鈴木、3番手は7・青山が前を追う
最終コーナー。鈴木も逆転を狙うも、木村が振り切った
歓喜のガッツポーズ
0mハンデの1・高木がスタートを決めて逃げ態勢に入る。10mハンデ7車のスタートは、4・木村が内の2・長田、3・田中を2コーナーで捲って2番手、5・金子が3番手で、8・鈴木も中団に付ける。逃げる1・高木を、木村が3周回1コーナーで捕らえて先頭に立つ。木村に続いて、金子、鈴木、そして青山もポジションを上げていく。抜け出した木村に対して、鈴木は5周回で金子を抜いて2番手に上がり、木村を追う。鈴木は差を縮めていくが、木村が振り切って優勝のチェッカー。2着に鈴木、3着には6周回で3番手に上がった青山が入線した。
【G1開場記念ゴールデンレース・優勝戦】
2連単4-8 1,010円(5番人気)
3連単4-8-7 1,780円(5番人気)
優勝/木村武之(浜松26期)
競走車名:ワント
ランク:S10
競走タイム:3.363
今節成績:1着・3着・6着・1着・1着
次走出場予定:川口G2(5月25日~29日)
優勝戦が始まるときに、ヘルメットのシールドに水滴がついたので、雨だと思ってドキドキしました。
17年ぶりにゴールデンレースを優勝できて、嬉しいです。
スタートで遅れてしまったら何もないと思っていたので、今日は良いスタートが切れたと思います。
タイヤの跳ねが少しあったので、ペース的には落ちましたけど、諦めずに精一杯、走ろうと思っていました。
段々と音が聞こえてきたので、すぐ後ろにいるのも分かっていました。
今節は雨の予選を凌げたのが、一番大きかったです。
これからもたくさん優勝できるように頑張るので、応援よろしくお願いします。
(P-Navi編集部)