今期からA級に降級。最初の4場所は特選スタートだったが、そこで安定した成績を残す事ができず、5場所目以降は予選スタートを余儀なくされている。それでも近況の3場所は予選をクリアできているし、2場所前の静岡ミッドでは優出も決めている。確かな実力の持ち主でもある機動型だ。

「そうなんですよね。S級から落ちてきて成績を残す事ができなくて…。そういう状態だからこそというんですかね。今は筋肉を付けて体重を増す肉体改造をやっているんですよ。かなり体は重く感じるんですが、それに合わせて自転車の方もセッティングをいじっています。悪い時でも85〜86点くらいに押さえられているし、今やっている事が実を結べば点数は上がってくるだろうと楽観しているんですよ(笑)。それにフレームも頼んでいるんですが、5月の半ばくらいには作り始めるという電話があると思うので、そのフレームができあがってくればという楽しみもあるんです。この取り組みは長いスパンで考えているので、来期の後半くらいには結果として出てくれればと思っているんです。ただ、現状でも点数以上の脚はあると思っているし、気持ちの落ち込みもない。自分の走りをすれば何とかなると思っています」と話してくれた。(アオケイ・忍足記者)