2025/08/25(月) 21:55
松戸競輪場のナイター「開設75周年記念・燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(GIII)」が25日に3日目を開催。特選9Rを走った室井蓮太朗に話を聞いた。
レースは橋本強のアシストを得て先手の3番手に潜り込むと、1センターからすぐさま車を持ち出し、橋本の追随を振り切りワンツー決着。
「長井(妙樹)さんが一回、削るだろうし見てからすかさず行こうと思っていました。口が空くところもあるはずだし、降りるところや回れるところがあればラッキーかなと。その通り行きました」と、読みや判断がピタリと決まった。
橋本も「長井君のイン切りや日高(裕太)君の突っ張り具合を見てから蓮太朗がうまく駆けていた。ゴールにかけて上がっていく感じだったから抜けなかったし悔しい」と立ち回りを評価した。
今シリーズの2勝目は柔軟性が光ったが室井としては、もう少し道中での幅が欲しい。
「足を使っていい位置を取るのはいいですが、今シリーズはまだ風を切っていないので何とも…。風を切れなかったからヨコ、って感じのレースが多いです」と長い距離を踏むことがベストで、プラスしてその場、その場の柔軟性を求めている。
それでも、2勝を挙げて初の特別優秀までコマを進めたのは大きな収穫だ。
「セッティングも見直すところはないです。このデキでいじったら逆にヤバい(笑)。もう十分です。初の特別優秀だし最終日も頑張ります」と手応えを十分の笑顔で締めた。(netkeirin特派員)