【前橋競輪・ナイター】今節のレース展望!

2025/04/09(水) 17:00

前橋競輪「報知新聞社杯(FIナイター)」は、10日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 一旦は佐々木悠葵が追加で斡旋されたが、直前で欠場届を出した。これで正規斡旋の地元小林泰正に期待が集まる。直前の伊東ウィナーズカップは、股関節痛から精彩を欠いたが、それでも悪くはなかった。当地は昨年6月の記念以来だが、強敵相手に完全優勝。地元戦の相性も良く堂々のシリーズリーダー。若きリーダーとして、人望もあり、ドームに全国各地の有望な若手が出稽古に来ている。アシストするのは自力兼備の吉澤純平。

菅田壱道

 北日本は菅田壱道の自力勝負が中心。新田祐大や落車負傷中の佐藤慎太郎がGI戦線に戻ってくるまで時間が掛かり、ビッグレースの決勝で新山響平とのタッグも十分。寸前差す展開なら夢のタイトルホルダーの道が開ける。54歳だが血気盛んな内藤宣彦が連係する。

 南関は佐々木龍と松坂洋平の神奈川コンビで、渡邉雄太の復調次第。佐々木は、いいマーカーで、松坂は追い込みにウェイトを置き始めた。

 中部は志智俊夫が元気いっぱい。窓場千加頼を相手に3月開催の松阪FIで優勝。明るいキャラの川口聖二や谷口遼平と連係策。

 近畿はワイルドな高久保雄介と池野健太が主軸級。混戦なら両者のワンツーも可能。

 2班では木村弘、堀江省吾、山本勝利、岸田剛、谷和也は予選を確実に突破しそう。

 A級は地元の石川雅望に期待したい。東京に移籍した中島将尊との連係を基本に、東のラインで藤根俊貴の番手もありそう。明田春喜は勝ち上がれば、藤根にマークできる。長らくS級で活躍していた白戸淳太郎も決め脚は光る。若手では京都の谷内健太が伸び盛りで、将来のS級戦士。他に地元からは、選手会の副支部長の中川拓也が参戦。

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