2024/11/18(月) 19:30
2024年11月18日 小倉競輪
大阪・関西万博協賛競輪
第2回競輪祭女子王座戦G1(前検日)
※ナイター開催
【競輪祭女子王座戦の勝ち上がり】
◆初日:ガールズ予選(4個レース)
1位〜3位の12名→準決勝
4位から2名→準決勝
◆2日目:ガールズ準決勝(2個レース)
1位〜3位の6名→決勝
4位から1名→決勝
※第66回朝日新聞社杯競輪祭G1(前検日)レポートはこちら
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【第2回競輪祭女子王座戦G1(前検日)ピックアップ】
【初日・1R=ガールズ予選】
1/佐藤水菜(L1・神奈川114期)
2/奥井迪(L1・東京106期)
3/吉川美穂(L1・和歌山120期)
4/飯田風音(L1・埼玉120期)
5/石井寛子(L1・東京104期)
6/吉村早耶香(L1・静岡112期)
7/下条未悠(L1・富山118期)
「体調に気を付けて自力で3日間を頑張る」
1番車:佐藤水菜(L1・神奈川114期)
世界選手権は日本チームで素晴らしい結果を出せて、サポートと自分たちの力が報われて、嬉しく思います。前回はオフ期間も挟んでいたので、仕上がりは良くなかったですが、3日間、自力を出して勝ち切れたので満足。体調は大丈夫なので、崩さないように頑張りたいです。どのレースも勝ちにこだわっているので、グランプリというより、結果が付いてくれば。後半で体調を崩しがちなので、今回は気を付けていきたい。3日間、自力で頑張ります。
「スタイルを貫いて力勝負を」
2番車:奥井迪(L1・東京106期)
昨年は競輪祭が終わって、トップで戦える自信がなくなったのですが。トレーナーさんや練習環境が良かったので引き上げてもらって、この位置にいられるのはありがたいですね。まだ自分にやれることが見つかって、可能性を感じられている、その気持ちが今は自分にとって大きいかなと思います。(今回も)自分のスタイルを貫くことに集中。チャンスがあるなら、しっかりG1で結果を残して、その先に(グランプリが)見えてきたらいいのかな。ナンバーワンの佐藤水菜選手と一緒で、いい経験になるし、自分のスタイルでしっかり力勝負したい気持ちがあります。
「やれることをやって結果が付いてくれば」
3番車:吉川美穂(L1・和歌山120期)
昨年のグランプリ前に体調を崩してから、今年は調子が良くなく。運よくビッグレースで2着を取れましたが、調子が戻ってきたのは、つい最近のオールスターの後くらい。普通開催で勝ち切れなかったのが、順位を落とした要因かなと。メンバーがとんでもない競輪祭ですが、なんとか進んでいきたい。(グランプリの)ボーダーにいますが、世界チャンプ(佐藤水菜)がいるので、このままでは圏外に落ちてしまう。相手がいるので優勝するしか確実な方法がないですが、最低でも決勝で確定板に。でも、そこまで追い込まず、1日やれることをやって、結果が付いてくればいいかなと。自力自在に頑張ります。
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【初日・2R=ガールズ予選】
1/坂口楓華(L1・愛知112期)
2/太田りゆ(L1・埼玉112期)
3/當銘直美(L1・愛知114期)
4/久米詩(L1・静岡116期)
5/小林莉子(L1・東京102期)
6/吉岡詩織(L1・広島116期)
7/内野艶和(L1・福岡120期)
「積み上げてきた力が出せている」
2番車:太田りゆ(L1・埼玉112期)
ナショナルチームと練習することは卒業して、今は一人で。師匠や会えるガールズ選手と練習しています。準備ができ次第、埼玉に戻って練習環境を整えるつもり。今は常にガールズのフレームで練習していますし、その点は今までよりアドバンテージがあるかなと。8年間、積みあげてきた力がしっかり出せているのが今の状況です。流れを見ながらレースをするのが、ガールズケイリンは大切だと思うので、そこを掴んでいきたい。毎年、競輪祭は獲るしかなかったので、大きな心の心境はないです。今回から、こっちの方がいいという判断で、試しではなくフレームを換えていきます。基本は自力で組み立てたいと思います。
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【初日・3R=ガールズ予選】
1/梅川風子(L1・東京112期)
2/尾方真生(L1・福岡118期)
3/山原さくら(L1・山口104期)
4/石井貴子(L1・千葉106期)
5/細田愛未(L1・埼玉108期)
6/太田瑛美(L1・三重120期)
7/岡本二菜(L1・東京118期)
「大会自体の相性がいい」
1番車:梅川風子(L1・東京112期)
自分のコラムで、自分の言葉で表現したので、見てもらうのが一番ですが、競技の方は一区切りつけて、ガールズケイリン一つの道に戻ってこようかなと。(グランプリへ)チャンスを求めて走りますが、気負いはない。(昨年)このレースを経験して、1着、1着で勝ち上がることの大切さは身に染みて感じています。自分の力を出し切り、レース判断を間違わないようにして、結果が付いてくればいいかなと。小倉自体はそこまで得意ではないですが、大会自体の相性がいい。皆が狙いに来るところを無欲で走っているのがポイントかと。皆が強いので気を引き締めて、自力自在で行きます。
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【初日・4R=ガールズ予選】
1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/尾崎睦(L1・神奈川108期)
3/山口真未(L1・静岡120期)
4/藤田まりあ(L1・埼玉116期)
5/太田美穂(L1・三重112期)
6/中野咲(L1・愛知110期)
7/熊谷芽緯(L1・岩手124期)
「キャッチ」
2番車:尾崎睦(L1・神奈川108期)
G1が新設されて、タイトルを獲りたいモチベーションを持って、前半は練習して臨めたのがプラスに働いたと思います。後半戦はレースをたくさん走ることになってしまって、少しバラつきましたが、元気にケガなく走り切れました。たくさんの支えがあって、もう1回立ち直って、こういう舞台に来られたことに感謝しかないです。(グランプリは)競輪祭までには決めておきたい気持ちがあって、まだですが、だいぶ近づいているのかなと。今、持っている力を出し惜しみせずいきたい気持ちです。昨年の決勝を走り終えたとき、後悔したことが変わるきっかけのポイントでした。今年はしっかりまず決勝に乗って、悔しさを晴らしたい。自力でしっかり力を出し切る競走を心がけたいです。
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ガールズグランプリ2024の選考基準は下記の通り。
最低出走回数:40出走(1〜10月までの期間)
選考期間:2024年1月〜11月(競輪祭女子王座戦最終日)
◆選抜方法
(1)G1優勝者
(2)パリ五輪ケイリン金メダル獲得者(1月から10月の平均競走得点が上位20位以内の者)
(3) 選考用賞金獲得額上位者(同額の場合は1月〜10月開催までの平均競走得点上位者)
今年のG1優勝者は、児玉碧衣(オールガールズクラシック)、千葉の石井貴子(パールカップ)
この2名が現段階で今年のガールズグランプリ出場権を獲得。 また、選考用の獲得賞金ランキングは下記の通り。
【ガールズグランプリ2024選考用賞金獲得額】
1位/坂口楓華 22,549,000円
2位/尾崎 睦 21,791,000円
3位/児玉碧衣 21,747,000円 ※G1優勝
4位/尾方真生 21,056,000円
5位/石井寛子 20,241,000円
6位/石井貴子 19,882,000円 ※G1優勝
7位/吉川美穂 19,084,000円
8位/奥井 迪 19,006,100円
9位/小林莉子 18,369,000円
10位/山原さくら 18,270,100円
11位/久米 詩 16,909,000円
12位/當銘直美 15,817,000円
13位/中野 咲 15,556,000円
14位/太田美穂 15,213,500円
18位/細田愛未 13,583,000円
21位/飯田風音 13,064,000円
22位/山口真未 12,990,000円
23位/吉岡詩織 12,833,000円
24位/下条未悠 12,816,000円
25位/吉村早耶香 12,786,000円
36位/太田瑛美 11,366,800円
38位/岡本二菜 11,217,000円
39位/熊谷芽緯 11,179,500円
44位/藤田まりあ 10,802,000円
58位/松本詩乃 9,542,000円
148位/佐藤水菜 5,244,000円
156位/太田りゆ 4,629,000円
188位/梅川風子 1,381,000円
189位/内野艶和 691,000円
11月18日現在
※はG1優勝者
現在の賞金面でのボーダーは、7位の吉川美穂だが、8位の奥井迪とはわずか8万円差。5位の石井寛子とは約120万円の差があり、決勝2着が約180万円、決勝3着が1約108万円なので、この差を逆転するのは、至難の業か。また、賞金は下位だが、実力上位のナショナルチーム勢が優勝して、最後の権利を獲得する可能性も高い。石井寛子にとっては、賞金上積みに失敗して逆転されない限りは、当確のポジション。吉川が現在の位置をキープした場合、ランク上位選手の優勝ならば当確となる。一方の奥井にも同じことが言え、自力優勝はもちろん、賞金で順位を上げ、ランク上位選手の優勝なら、GP逆転出場も十分あると言える。
◆競輪祭女子王座戦G1の賞金表はこちら
(P-Navi編集部)