2024/05/18(土) 22:37
令和6年能登半島地震復興支援競輪
開設74周年記念「五稜郭杯争奪戦」G3(3日目)
※ナイター開催
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【10R=S級準決勝】
新山響平が赤板で山口拳矢を突っ張って先行態勢に入る。山口は新山の後位で守澤太志と並走になる。新山の先行で、番手争いが続く中、最終HSから三谷竜生がスパート。新山も譲らずにペースを上げて、三谷との先手争いに発展。三谷は最終2センターで新山をとらえると、三谷マークの岩津裕介が直線差し切り1着。2着に三谷、岩津後位の棚橋勉が3着でラインの上位独占が決まった。
1着/岩津裕介(S1・岡山87期)
今回成績:一1・二1・準1
G3優勝:7回(15年1月いわき平)
もう下がってくる感じではなかったので、頑張れという感じ。外にいたら内にどんどん来られるので、そこはしっかり閉めておいて、一番いい形になりましたね。(三谷)竜生は本当にありがたいです。昨日は町田(太我)君の後ろで、意外と体が疲れているなと年齢も感じましたが、小倉(竜二)さんとかも頑張っているので、自分もまだやらないとなという気持ちで走りました。
(決勝は)自在に。
2着/三谷竜生(S1・奈良101期)
今回成績:一3・二2・準2
G3優勝:7回(24年2月奈良)
新山(響平)君と(山口)拳矢の争いがどうなるかと思って見ていました。拳矢も頑張っていたので、僕に展開が向きました。行けるタイミングはあそこだと思ったので、何とかという感じ。しんどかったですが、最終BSで体が少し出たので勝つことできました。しっかり踏み込めたので、調子自体は良いのかなと。新山君を捲り切れているし、上出来です。
(決勝は) 古性君に。
3着/棚橋勉(S2・岡山96期)
今回成績:一4・二4・準3
G3決勝:初
記念初の決勝です。準決勝も初めてだったんですけどね。付いていくだけのレースなので、運が良かったですね。初の記念決勝は嬉しいです。一生懸命に付いていけば、良い着があると思うので。
(決勝も)岩津君に。
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【11R=S級準決勝】
赤板で高橋晋也が菊池岳仁を抑えていく。古性優作は高橋の番手に追い上げて、渡邉一成と並走で打鐘を通過。打鐘後に菊池が仕掛けていくが、高橋も踏んでいく。高橋の番手は古性が取り切り、最終2コーナーから古性は捲りを打って抜け出す。古性には東口善朋が続き、古性が東口を振り切って1着。2着に東口で近畿のワンツー。大外を伸びた郡司浩平が3着に入線。
1着/古性優作(SS・大阪100期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:10回(24年3月松山)
しっかり(高橋)晋也のことを切りに行こうと思ったら、すごく出脚がよくて。(渡邉)一成さんのところを狙うのは1ミリも無くて、切ってから考えようと思ったら、合ってしまったので、あそこ(番手)で勝負しようと。郡司(浩平)は見えなかったし、菊池(岳仁)は見えて、小林(泰正)君も飛んでくると思ったので、しっかり踏みました。あまりやりたくないレースですが、最低限、最後はタテの踏めて良かったです。とにかく練習の疲労を抜いて、明日につなげたい。疲れはありますが、調子は悪くないと思います。叩けないのは力が無かっただけで、現状の力は出せています。
(決勝は)自力自在に。しっかり頑張ります。
2着/東口善朋(S1・和歌山85期)
今回成績:特4・二2・準2
G3優勝:1回(18年1月和歌山)
(古性は)とんでもない動きですね。普段からそんなレースもよくやっていますし、後ろでずっとバックも踏めないし、そのままのスピードで前に前に進んでいくので、安心して付いていきました。今日は内枠だし、中団から進めていく形。古性が位置を取ってからすぐ仕掛けくれたので、僕もうまく踏み合わせていきました。とにかく必死で、付いていけて良かったです。決勝に乗れているし、特に状態も悪くない。抜けていないのは不安材料ですが、そこだけです。(決勝までに)体調を整えるだけですね。
(決勝は)近畿の3番手です。
3着/郡司浩平(S1・神奈川99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特6・二1・準3
G3優勝:20回(24年1月川崎)
菊池(岳仁)と(高橋)晋也で、もうちょっと踏みあったところをホームで思ったら、意外にすんなりに出たので、どうしようかと思っていたら、古性(優作)が前々に攻めて、それも見てしまいました。僕の判断ミス。要所で遅れているし、反応は良くないです。仕掛けるポイントはあったのに自分は何もできず、迷惑をかけました。反省します。昨日、駆けた感覚の方が良かったので、体調か自転車の微調整なのか考えながら、明日を迎えたいです。しっかり優勝だけ狙って頑張ります。
(決勝は)松井君に。
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【12R=S級準決勝】
赤板過ぎに松井宏佑が踏んで、眞杉匠を抑えると、町田太我が打鐘めがけてスパート。町田は松井を叩いて、中四国ライン3車が出切る。町田の先行で、4番手に松井、7番手に眞杉で最終HSを通過。最終2コーナーから眞杉が捲りを打つと、最終BS過ぎに中団の松井も合わせるように捲り発進。眞杉は外に浮き、眞杉マークの佐藤慎太郎は中コースを前に踏む。町田マークの小倉竜二はゴール前で抜け出し1着。2着に外を捲り追い込んだ松井、3着に佐藤が入線した。
1着/小倉竜二(S1・徳島77期)
今回成績:一2・二3・準1
G3優勝:8回(21年5月前橋)
どこからでも先行という感じで、叩いた上を行ったので、かなりスピード良かったです。最後は大波を食らう感じがあったので、焦って、持ってこられませんでした。ちょっと踏み込んだら、抜きすぎた感じになって、悪いことをしましたね。打鐘のペースがかかっていたので、飛びついた方も脚を使ったのかなと。前半がかかりすぎていて、最後は垂れてきたので、自分しては勝つにはあれしかない感じ。
行くところがないので、ちょっとチャンスは少ないとは思いますが、(決勝は)岡山は2人で回るみたいなので、僕は決めずに単騎。
2着/松井宏佑(S1・神奈川113期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特8・二1・準2
G3優勝:2回(21年8月小田原)
ほぼ全通り考えましたが、後ろから組み立てました。中団で並走にして、眞杉(匠)君に突っ張られないところで切って、(町田が)来なければ先行。来たら飛びついて、周りを見ながら。プラン通りですが、ラインで決められず、反省です。いいレースは作れたとは思いますが、眞杉君が来たタイミングで、自分も脚にきていました。もっと早めにラインを引き出せれば良かったのですが、悔しいです。ちょっと自転車の感じがしっくりきていないので、またイジります。身体の調子自体は悪くないので、疲れを取って、もっといい走りをしたいです。
(決勝は)自力です。
3着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特2・二2・準3
G3優勝:10回(22年4月平塚)
作戦的には町田(太我)の先行が濃厚だから、緩んだところから行くというこで。今日は松井(宏佑)が上手でしたね。スピードは油断したら千切れる感じで、全開で付いていきました。スピード的には眞杉がいってしまってもおかしくなかったけれど、自分的には、待って、松井の内にコースを取るのが遅れますた、あそこに躊躇(ちゅうちょ)なく入れれば、頭争いができたとは思う。今日の感じなら悪くない。ファンの皆さんの声が聞こえるし、頑張りたいという気持ちです。
(決勝は)これからの連携実績からも、(神奈川の)後ろ。前を任せたときに気持ち入れたレースする2人が並ぶので、どう並ぼうが、その後ろです。
※G3優勝回数の( )は前回G3優勝開催
※G3決勝進出の( )は前回の優出開催
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【最終日・12R=S級決勝】
1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
2/松井宏佑(S1・神奈川113期)
3/小倉竜二(S1・徳島77期)
4/三谷竜生(S1・奈良101期)
5/郡司浩平(S1・神奈川99期)
6/棚橋勉(S2・岡山96期)
7/東口善朋(S1・和歌山85期)
8/岩津裕介(S1・岡山87期)
9/古性優作(SS・大阪100期)
注目の並び想定は
2松井-5郡司-1佐藤
9古性-4三谷-7東口
8岩津-6棚橋
3小倉(単騎)
決勝は、松井宏佑の番手に郡司浩平、その神奈川両者の後ろに佐藤慎太郎が付く東の3車ライン。
古性優作の後ろには、三谷竜生、東口善朋が付く近畿3車ライン。
岩津裕介には同県の棚橋勉が付く岡山2車。
小倉竜二は単騎の競走を選択した。
ここは、同県の郡司を連れて、松井が主導権を握り優位にレースを進めそう。そうなると番手の郡司や、佐藤に好機が訪れるか。
だが、準決勝がそうであったように、展開で臨機応変に戦い方を変化させる古性が巧みにレースコントロールをすると、混戦を抜け出して、近畿勢での上位独占まで。また、シリーズ唯一3連勝でラインの先頭を任された岩津や、単騎となったがベテランの小倉が一発逆転のタテ脚を繰り出す可能性もありだろう。
\函館G3(3日目)注目選手ピックアップ/
【3日目2R=S級一般】
「強風を苦にせず先行逃げ切り」
1着/佐伯亮輔(S2・岡山113期)
今日は、ほぼほぼ突っ張るつもりでいました。突っ張ってからは、阿部(架惟都)君が仕掛けてくるところを警戒。ホームストレッチの向かい風を我慢して、その風を計算しながら走れたので、そこまで気にならなかったですね。ラインでワンツースリーが一番嬉しいです。
【3日目9R=S級特選】
「力を出し切り逃げ粘る」
1着/林慶次郎(S2・福岡111期)
出し切りました。初日、2日と自分のレースができなかったので、今日は出し切ろうと思って。落ち着いて、いい感じにレースを作れたと思います。最終4コーナーからはがむしゃらでした。昨日(二次予選)は、眞杉(匠)が強すぎました。状態はいいと思います。明日も頑張ります。
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【函館競輪グレードレース・プレイバック】
2023年7月サマーナイトフェスティバルG2
優勝:松浦悠士
2023年5月函館記念G3
優勝:嘉永泰斗
2022年8月ミリオンナイトレースG3
優勝:坂本貴史
2022年5月函館記念G3
優勝:瓜生崇智
2021年7月サマーナイトフェスティバルG2
優勝:松浦悠士
2021年5月函館記念G3
優勝:松浦悠士
2020年8月函館競輪G3
優勝:鈴木庸之
2019年6月函館記念G3
優勝:新山響平
2018年6月函館記念G3
優勝:和田健太郎
2018年4月函館競輪G3
優勝:南潤
2017年5月函館記念G3
優勝:新田祐大(P-Navi編集部)