函館G3(最終日)レポート

2018/06/06(水) 07:45

函館G3(最終日)レポート

2018年6月5日

函館G3(最終日)五稜郭杯争奪戦

【12R=S級決勝】

1/新山響平(S1・青森107期)
2/園田匠(S1・福岡87期)
3/郡司浩平(S1・神奈川99期)
4/南修二(S1・大阪88期)
5/菅田壱道(S1・宮城91期)
6/竹内雄作(S1・岐阜99期)
7/和田健太郎(S1・千葉87期)
8/齋藤登志信(S1・宮城80期)
9/柏野智典(S1・岡山88期)

高配当のレースも多かった開催。
S級S班の三谷竜生、武田豊樹をはじめ、記念競輪決勝常連とも言える村上義弘、木暮安由らも優出を逃した。

決勝は37・2・158・649の並びで落ち着いたが、残り2周回を残した赤板からレースは動く。

新山と竹内の激しい主導権の奪い合い。
だが、ここでお互いのラインが分断されてしまう。
打鐘で新山が単騎の状態となり、ラインを整えた竹内・林・柏野が続く。

残り1周回、新山と竹内のもがき合いは続く。
第1コーナーで7番手から郡司の捲くり。

ラインを分断された菅田も自力で動き始めて、一気に前へ。
最終BS過ぎ、郡司を追走していた和田は目標を菅田に切り替えた。
そして、そのまま第4コーナーからの直線勝負。
和田は鋭い差し脚で菅田をかわして1着。

2着には終始、和田を追走した園田が。
3着には菅田が残った。

ゴール後、和田と競輪学校同期である園田が記念競輪初優勝を祝福する姿が印象的だった。

優勝/和田健太郎(S1・千葉87期)
郡司君が早目に仕掛けてくれたおかげですね。
本当はワンツーで決めるのが良かったんですけど。
最後はシビアな判断になってしまったが、記念初優勝を獲れて嬉しい。
遅い(初記念制覇)とかじゃないと思います。
今は千葉だけじゃなくて南関の先行選手が充実している。
そこの輪の中に入れて貰っていると言うか。
輪から外れないように頑張っていた結果じゃないですかね。
今回も晴基(田中)、桐山君(敬太郎)、今日の郡司君。
ラインの力あっての優勝です。

【9R=レインボーカップA級ファイナル】

1/橋本智昭(A1・宮城99期)
2/日野博幸(A1・愛媛103期)
3/小原唯志(A1・茨城101期)
4/金成和幸(A1・福島88期)
5/大竹慎吾(A1・大分55期)
6/三登誉哲(A1・広島100期)
7/久木原洋(A1・埼玉97期)
8/吉永和生(A1・広島80期)
9/高橋雅之(A1・千葉90期)

1〜3着でS級2班に特別昇級となるレース。

号砲後、日野がSを取り、スムーズに隊列は整う。
打鐘で後方から小原が叩いて、主導権を握って残り1周回。

ホームで橋本が捲りを放つが不発。

最終BS手前、3番手の好位置を確保していた日野が絶好のタイミングで捲り。
第2センターで捲り切り、そのまま真っ先に日野がゴールラインを駆け抜けた。

2着は日野を終始、シッカリ追走した52歳の大竹。
3着には三登が入り、3選手が特別昇級を決めた。

1着/日野博幸(A1・愛知103期)
もう少し位置取りが後ろになると思っていたので、3番手に収まったのは意外だった。
最終第1コーナーで少し焦ったけど、前との間隔が空かないように走れました。
あとは自分のタイミングで仕掛けられて、大竹さんとワンツーを決められたことが嬉しいです。
前回、S級に上がった時はコンディションが良くなかった。
今は練習もちゃんとやれているし、勝負できると思ってます。

(P-Navi編集部)

閉じる

新着ニュース一覧