函館G3(最終日)レポート

2019/06/25(火) 19:38

函館G3(最終日)レポート

2019年6月25日

函館G3(最終日)五稜郭杯争奪戦

【12R=S級決勝】

1/新山響平(S1・青森107期)
2/南修二(S1・大阪88期)
3/渡邉雄太(S1・静岡105期)
4/小埜正義(S1・千葉88期)
5/守澤太志(S1・秋田96期)
6/稲村好将(S2・群馬81期)
7/内藤秀久(S1・神奈川89期)
8/齋藤登志信(S1・宮城80期)
9/諸橋愛(S1・新潟79期)

並びはスンナリ落ち着き、地元地区である北日本が前受けに。
158・2・96・347となる。

赤板周回、後団の渡邉が率いる南関3車が上昇。

それに諸橋ー稲村の関東2車も乗り、北日本勢は車を下げる形になって打鐘を迎える。

渡邉の主導権で残り1周回、単騎の南も踏み上げてくる。

しかし、最終第2コーナー、後方7番手から新山が捲りを放つ。

最終第3コーナー過ぎには新山が完全に前団を飲み込んで出切る。

直線勝負でも新山のスピードは落ちず、後続をドンドン引き離してゴール線へ真っ先に飛び込んだ。
混戦の後続、2着は新山の番手・守澤、3着は内藤との競り合いを微差で制した南となった。

新山は2016年7月の函館記念初優勝以来、2回目のG3制覇。

優勝/新山響平(S1・青森107期)
レース前の作戦では前か後ろだった。
打鐘でカマシていこうとも思ったが、南さんのモーションもあったし、緩むところがなかった。
捲りになったけど、地元地区でもある函館で優勝できたのは本当に嬉しい。
いつも4コーナーから差されていたので、無我夢中でした
ゴール線に届いた時の気持ちは「疲れた」です(苦笑)。
3年前に函館記念で優勝してから、なかなか結果が出ないでいた。
ここから結果を出していけるように、特にG1で戦えるように。
ダービー後からナショナルチームBの練習に参加。
競争もしながらなので、まだミッチリではないけど、踏み出しは明らかに良くなりました。
オールスター(名古屋G1)ではオリオン賞(ファン投票16位)だけど、今のままじゃ勝負にならない。
ナショナルチームの練習もシッカリして、脚力をちゃんとつけたい。
まだ競技の方の予定はハッキリしていないが、今後は両立しいければ良いですね。

【6R=A級レインボーカップチャレンジファイナル】

1/佐々木堅次(A3・福島113期)
2/中嶋宣成(A3・長野113期)
3/井田晶之(A3・愛知113期)
4/山口敦也(A3・佐賀113期)
5/内山雅貴(A3・静岡113期)
6/井上嵩(A3・愛知97期)
7/上野優太(A3・熊本113期)
8/福田真平(A3・愛知113期)
9/磯川勝裕(A3・東京113期)

号砲から9車が勢い良く飛び出す。
29・5・1・4・386・7の並びはすぐに整い、レースは進んでいく。

赤板に入り、井田を先頭とした愛知3車が上昇。

そして、井田が主導権を握ったところで打鐘となるが、内山や佐々木の単騎勢がすかさずペースアップ。
また、1度は車を引いた形の中嶋ー磯川の2車も踏み込む。

残り1周回、パワフルな走りで中嶋が井田を叩き切る。

中嶋が逃げ、磯川が続き、後続を大きく引き離す。

最終第4コーナー過ぎ、中嶋はさすがに脚が残っていない状況。
そこで番手の磯川が差し切って、1着でゴール。
2着には最終BS手前から捲った上野。
3着は第2センター最後方の苦しい位置から空いた外で伸びた山口。

1着/磯川勝裕(A3・東京113期)
2番手戦はこれまでにも何度かあった、不安はありませんでした。
1回、離れかけてしまったんですけど(苦笑)。
中嶋さんが井田さんを叩いてくれたし、あれだけ出切って貰ったので。
ラインで決められなかったのは自分の力不足。
でも、1着が獲れたのは素直に嬉しい
113期が8人のレースは楽しかったです。
同期は強い選手が多い、追いつけ!追い越せ!で頑張っていきたい。
埼玉は黒沢さん、森田が強いですよね、東京では河合もS級に上がっている。
河合は走りとスキンヘッドでインパクトがある、自分は走りでインパクトを残す。
今日は番手でしたけど、自力でもシッカリ戦えるように。

(P-Navi編集部)

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