【オールガールズクラシック】チャリレンジャー前検日インタビュー

2023/10/02(月) 09:48

【オールガールズクラシック】チャリレンジャー前検日インタビュー

10月2日に松戸競輪場で開幕するガールズケイリンの新設G1「第1回オールガールズクラシック」。
チャリレンジャー(チャリロトスポンサード選手)から、今開催は下条未悠選手、日野未来選手、鈴木美教選手、鈴木奈央選手、小林莉子選手の5名が参戦します! 前検日に今回のG1にかける意気込みを独占インタビュー。チャリレンジャーへのたくさんの応援、今回もよろしくお願いします!

※オールガールズクラシックの前検日レポートはこちら
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【オールガールズクラシックG1(初日)8R=予選】
下条未悠
「強い相手に、チャレンジする気持ちで」
5番車:下条未悠(L1・富山118期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-まずは、前走・向日町(3着3着1着)の振り返りからお願いします。
下条「予選は中途半端な動きが多かったのですが、逆に決勝は行こうと思う気持ちが出ました。強い人たちが見合ってくれたのもあり、前でしっかり勝負できたのかなと。休まずに、しっかり仕掛けられました」

-これで2連続の優勝ですが、調子は?
下条「それが全然、自分では分からないんです。めちゃくちゃ良いわけでもないし、悪いかと聞かれたら、そうでもない。普通ですかね。展開が良かったんだと思います」

-昨年のオールガールズの時に比べて、レースの力強さが増した印象です。
下条「あまり変えたことは無いのですが、後輩ができて、練習もいろいろ考えるようになったことが、良かったかなと思います。練習では、今までより一杯、考えるようになりました。ただ、考えすぎて、たまに頭がショートしかけるときもありますが(苦笑)。硬くなりすぎないように、兼ね合いを持って、やっていきたいですね」

-向日町から、ここまでの10日間は?
下条「このあと国体もあるのですが、国体の練習もしつつ、自分の練習もしっかりできました。良かったと思います。タイムも悪くないので、調子は最低限のところですかね」

-今回が初のG1参戦になりますが、心境は?
下条「ちょっと緊張するんですけど、これを機に、どんどん出られるようになれればいいですね。まだまだこれからなので、しっかり頑張らなくてはと思います」

-オールガールズの印象はいかがですか?
下条「昨年の平塚の時も、選手がたくさんいたので、いろいろな目線でレースを見てもらいました。アドバイスもいただけるし、振り返りもできる。いろいろと吸収できる開催だと思います。今回も女子だけなので、新鮮です。勝ち上がりは厳しいが、学ぶことがたくさんありますね」

-松戸バンクのイメージは?
下条「先行が残っているイメージで、スピード差があるときは捲りも残っているかなと。仕掛け次第で、押し切れるイメージも多いですね」

-それでは、初戦の戦い方は?
下条「強い人がたくさんいるので、チャレンジする気持ちでいきます。やりづらいとは思いますが、考えながら、でも、考えすぎず、しっかり自分のレースができるように。まだ大きいレースで勝てる選手ではないので、少しでも穴を開けていければといいなと思いま」

-最後に意気込みをお願いします。
下条「3日間、自分らしいレースができるように、精一杯、頑張りたいと思います」

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【オールガールズクラシックG1(初日)8R=予選】
日野未来
「G1でも怯まない仕掛けをしたい」
6番車:日野未来(L1・奈良114期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-まずは前走の青森(3着3着3着)を振り返ってください
日野「予選では仕掛けを渋ってしまって、前を抜けずに3着だったので、決勝は力を出し切りました」

-決勝は力強いレースでしたね。
日野「踏み切れるレース、余力を考えた結果です。奥井(迪)さんの後ろでは勝てないし、着はもっと悪かったと思うので、仕掛けてよかったと思います。仕掛けた3着と、仕掛けてない3着では、着は一緒でも全く違うと思うんです。デビューしたときは、カマしたりしていたので、動くことに怖さはないですし、あとは大舞台でも、自分で力を出し切ったレースを作りたいと、最近はずっと思っています。結果に出したいですね」

-青森が終わってからは?
日野「バンク練習を基本にしてきました。腰が痛かったので、ケアもしながらでしたが、バンク練習では、ものすごいトップスピードで、脚の調子もメッチャよく、『仕上がっている』と自信をもって言えますね」

-オールガールズクラシックの印象は?
日野「平塚のオールガールズも走りましたが、今回はG1なので雰囲気が違います。人数も多いし、緊張感もまったく想像できないですけど、自分のペースを乱さずに生活して、過ごすことが大切だと思います」

-勝ち上がりについては?
日野「準決勝がある勝ち上がりですよね。だから、初日から勝負。そうしないと、夢がなくなるので。絶対に初日、勝ち上がりたいと思います」

-思い入れのある松戸バンクでのG1ですね。
日野「はい。ここを何回も走れるのは、みなさんのおかげ、ありがたいです。自分で言うのもあれですけど、松戸は声援がすごく多いと思います。それはすごく嬉しいです。今回もいっぱい名前を呼んでほしいですね」

-初日のメンバーを見て、いかがですか。
日野「なるべく決まり手を見ないようにしています。相手の脚質はVTRでも一杯、見てきましたし、自分が仕掛ける強い気持ちで、ひるまずに行きたいと思います」

-最後に意気込みをお願いします。
日野「自分の成績ではなく、期待や人気、オッズに応えられないことが一番、悔しいです。このメンバーの中では、人気薄にはなると思います。でも、皆と通じ合えるのはオッズ画面しかないので、1票でも投票してもらえるような走りをしたいです」

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【オールガールズクラシックG1(初日)9R=予選】
小林莉子
「感謝の気持ちを込めて走りたい」
1番車:小林莉子(L1・東京102期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-まずは前走の宇都宮(1着1着1着)を振り返ってください。
小林莉「だいぶ、身体のキレが戻ってきたかなと思いました。手ごたえを感じた開催でしたね」

-パールカップでの落車の影響はもうないでしょうか?
小林莉「ないというか、戻ってきたと言った方が分かりやすいですかね。完全に戻ったかと言うと、良い状態を思い出すのが難しいのですが、この間の宇都宮は戦える感覚が戻ったので、そこは大きいです。ギリギリ間に合った感じですけどね」

-完全優勝も大きいですね。
小林莉「はい。どんな形でも優勝して、この松戸に入りたいという気持ちが強かったので。それをしっかりと実現できたことは、大きかったです」

-そこから中5日です。
小林莉「はい、期間が短いですけど(笑)。逆に、バタバタしていた方が、自分は何も考えなくてよいのでいいのかな。いつも考えすぎてしまうので、よい間だったなとは思います」

-前回の宇都宮が99回目の優勝。今回獲れば、通算100回目となります。
小林莉「獲れたら、すごいですよね! でも、まずは勝ち上がりが本当に厳しいので、目の前の1走に集中したいと思います。勝ち上がりの難しさは、前回のパールカップでも痛感しましたし、この松戸は333バンクで、1走も取りこぼせない。かなり気合を入れていかないといけないなとは思います」

-初開催のG1ですが、オールガールズの印象は?
小林莉「これが今後も続くなら、ここで成功事例を作りたいですね。新人の子たちもデビューして、先輩たちの走りを見て、刺激を受けて、次はあそこで走りたいと食らい付いてきてくれれば、さらに業界的にもよくなっていくのかなと思っています。ただ走ればいいのではなく、お客さんあっての競輪、関係者あっての競輪。業界全体のいろいろな支えがあって、こうしたG1ができたことに感謝があります。その気持ちを込めて走りたいと思います」

-賞金ランキングは現在7位です。
小林莉「僅差ですけどね(笑)。賞金の積み重ねは、いつものことですけど、一本獲りたい気持ちは強いので、予選からしっかり狙っていきたいですね。初日から皆が強いので、自在に頑張りたいと思います」

-最後に意気込みをお願いします。
小林莉「一戦、一戦を集中して、決勝を目指して。決勝に乗れたら優勝を目指して頑張ります」

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【オールガールズクラシックG1(初日)11R=予選】
鈴木美教
「気持ちだけは誰にも負けません」
1番車:鈴木美教(L1・静岡112期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-近況は8月前橋で途中欠場、そこから2場所欠場がありましたが、差し支えなければ原因を教えてください。
鈴木美「あの時は、腰痛と熱中症になってしまいまして。そこから大事をとって欠場という感じでした。練習もやってはいたのですが、気持ちの切り替えがうまくできなかったです」

-9月松阪で復帰しました。
鈴木美「復帰戦は自転車をNBKから、昔、使っていたブリヂストンの白いフレームに戻したのですが、やっぱりNBKが私には合っていましたね。次からは元に戻して走りました」

-前走のいわき平(3着1着3着)を振り返ると?
鈴木美「メンバー的にも予選から逃げる人がいなかったし、自分が積極的に動いた上で、どこまで残れるか、力を試せるかという思いで走っていました。納得はいってないですが、最低限の走りはできましたね。決勝も自分から長い距離を踏んで3着。そこに怖さが無くなってきているので、あとは上がっていくだけでした」

-気持ちは切り替わりましたか?
鈴木美「はい。練習もしているので、脚力も問題ないです。以前は、気持ちのどこかで、長い距離を踏みたくない、自信がない、という思いがあり、それがレースに出て、悪い方に行っていたと思います。今は『練習しているから大丈夫』、そういう気持ちで走っています」

-初のG1オールガールズクラシックの印象は?
鈴木美「ある意味、逆に男子選手がいない分、そこまで緊張することはないですね。楽しみです」

-勝ち上がりについては。
鈴木美「自分はありがたいことに、初日は3着でも勝ち上がれるので、そこは有利ですね。走った上で、残れればいいなという感じです」

-現在賞金ランクは10位。ガールズグランプリ出場に向けては。
鈴木美「ここを勝ちたい気持ちはあります。それに向けて、練習もしていますから。初日から気が抜けない戦いになると思いますが、今回は気合が入っているので、そこだけは誰にも負けないで走りたいです」

-最後に意気込みをお願いします。
鈴木美「6月ぶりのG1開催で、その時とは今の自分は多少違います。思い切って、気持ちで頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!」
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【オールガールズクラシックG1(初日)11R=予選】
鈴木奈央
「有意義に過ごした3週間の成果を」
3番車:鈴木奈央(L1・静岡110期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-最初に、前走の高松(2着4着6着)の振り返りからお願いします。
鈴木奈「前走は3週間前で、それまでが中3日から中5日で、ずっと続いていたんですよね。だからキツかったのは覚えていて、ここに向けて、練習や調整などできるように、3週間を有意義に使えたかなと思います」

-3週間の過ごし方は?
鈴木奈「まず、足の外脛骨(がいけいこつ)をケガしてしまったので、治療しました。治ってからは、しっかりとここに向けての追い込み。松戸が33バンクなので、長野県松本市にある33バンクで練習したり、ここに来る前に小田原でも合宿したりして、このバンクに対応できる練習ができたかなと思います」

-合宿の効果は?
鈴木奈「G1のあとに国体もあるので、その練習も含めて。合宿には静岡の北400で練習しているガールズ選手も呼んだので、レース形態の練習もできました。脚力アップと展開を見極める練習もしてきたので、それを活かせればいいかなと思います。33バンクは立ち遅れると、私の展開にはならないので。皆よりも先に動いて、良い位置を取りたいと思います」

-松戸バンクのイメージは?
鈴木奈「1月に走った時は、完全優勝できています。イメージは悪くないですが、メンバーが違うので、とにかく立ち遅れないようにいたいですね」

コラムにもありましたが、「大切な1カ月」が始まります。
鈴木奈「そうですね。今は楽しみな気持ちが大きいです。それに、今回のように強い選手と戦えるのはワクワクします。しっかりチャレンジできるように、と思っています」

-初日のメンバーを見て、いかがですか。
鈴木奈「サトミナ(佐藤水菜)もいるし、静岡も3人いる番組だったので、頑張りたいです」

-オールガールズ開催の印象は?
鈴木奈「岸和田の時は、男子選手もいたので、ピリピリしていたと思いますが、今回はまだそこまでは無いですね。でも、初日からはしっかり、自分で切り替えたいと思います」

-勝ち上がりについては?
鈴木奈「初日特選のようなティアラカップもあるので、勝ち上がりは厳しくなると思いますが、初日から集中したいです」

-最後に意気込みをお願いします。
鈴木奈「3日間、一生懸命に頑張ります。応援よろしくお願いします」

※掲載はレース番号順(P-Navi編集部)

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