オールガールズクラシックG1(前検日)レポート

2023/10/01(日) 19:50

オールガールズクラシックG1(前検日)レポート

2023年10月1日 松戸競輪

第1回オールガールズクラシック(前検日)
※ナイター開催

明日(10月2日)より松戸競輪場にて、初開催となるガールズケイリンのG1「オールガールズクラシック」が開催されます。
今年から新設されたガールズケイリンのG1戦は、6月のパールカップに続き、2開催目。
優勝者には年末のガールズグランプリの出場権が与えられる最重要のシリーズで、今回は出場権を獲得した42名のガールズケイリンのトップレーサーが覇を競います。第1回パールカップは児玉碧衣選手が優勝で、1枚目のグランプリ出場チケットを獲得。今回、3日間の激戦を勝ち抜き、初代「オールガールズクラシック」覇者となるのは、果たして……!?
また、G1戦だけでなく、3日制のガールズケイリン(ABC)が同時開催。第1レースから第12レースまで、まさにガールズ一色のシリーズが幕を開けます!

※チャリレンジャー前検日インタビューはこちらからご覧ください。

【オールガールズクラシック選考基準】
参加選手数:42名
選考期間:2023年1月~2023年6月
選抜方法
1:ガールズグランプリ2022で1~3位となった者
2:選手選考対象期間において2か月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者
(選考期間の平均競走得点が上位20位以内の者)
3:選考用賞金獲得額上位者(同額の場合は選考期間における平均競走得点上位者)

【オールガールズクラシック勝ち上がり】
・初日
ティアラカップ(1個レース)→7名が準決勝進出
ガールズ予選(5個レース)→1位~2位の10名、3位から4名が準決勝進出

・2日目
ガールズ準決勝(3個レース)→1位~2位の6名、3位から1名が決勝進出
ガールズ選抜(3個レース)

・最終日
ガールズ決勝(1個レース)
ガールズ特選(2個レース)
ガールズ選抜(3個レース)

※選考順位順はこちらをご覧ください。

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初日は第12レースにおいて、「ティアラカップ」が行われます。
これは、ガールズグランプリ2022で1~3位となった選手、および選考用賞金獲得額上位者の7名によるレースで、全員が2日目の準決勝に進出できるシードレース(※失格等は除く)。
エントリーした7選手の、前検日の表情とコメントをお届けします。

松戸競輪第1回オールガールズクラシックG1初日ティアラカップ出走予定7選手

【松戸競輪G1(初日)12R=ティアラカップ】
1/柳原真緒(L1・福井114期)
2/奥井迪(L1・東京106期)
3/山原さくら(L1・高知104期)
4/久米詩(L1・静岡116期)
5/児玉碧衣(L1・福岡108期)
6/坂口楓華(L1・京都112期)
7/尾方真生(L1・福岡118期)

柳原真緒
1/柳原真緒(L1・福井114期)
賞金ランキング:8位

(前走)向日町F2まで練習の感じが、それほど良くなかったが、ここに向けては、感じ良くできたと思います。ひたすらバンクに入りました。松戸だと、自力を出さないと1着は難しいと思うので、行けるところで、しっかり仕掛けないといけないなと思います。初日ティアラカップで1番車を頂いたので、力を出し切って準決勝に繋げたいです。

奥井迪
2/奥井迪(L1・東京106期)
賞金ランキング:11位

前走の青森F2がミッドナイトだったので、体調を整えることを優先したのですが、練習もできているので、今年一番いい状態と思えるくらいで来られました。また、気持ちの面でもすごく前向きに入ってこられたと思います。G1ができたことで、誰にでもグランプリ出場のチャンスが大きくなったと思うので、そのチャンスを掴みに行く気持ちで臨みます。昨年、初めてビッグレースで優勝ができた思い入れのあるティアラカップ、明日も積極的に仕掛けて頑張りたいと思います。

山原さくら
3/山原さくら(L1・高知104期)
賞金ランキング:9位

前走、状態は良かったので、いつもの練習をしてきました。しっかり、攻める気持ちを持って、毎日を走れたらと思っています。ミッドナイトが続いて、キツイのですが、今回はナイターなので良かったかなと。強い選手が集まっていて、すごく楽しみな部分が大きい。どこまで自分の脚が通用するのか、試せたらいいなと思っています。33バンクは苦手だったのですが、防府競輪で練習のお世話になるようになってから、走り方に慣れてきたかなと思います。

久米詩
4/久米詩(L1・静岡116期)
賞金ランキング:2位

体調、調子ともにすごくいい状態なので、思い切って仕掛けられるかどうか。ここに向けて調整してきたところがあったので、自分の力を出し切れたらいいと思っています。ティアラカップは全員が強いので、力の出し惜しみをせず、1着を目指して頑張りたいです。自力基本です。

児玉碧衣
5/児玉碧衣(L1・福岡108期)
賞金ランキング:1位
※第1回パールカップG1優勝

腰を痛めてしまい、思うように練習ができず、全体的に脚力が落ちたと感じた(前走の)久留米F2でした。その後も違和感があり、静岡を欠場しました。今は、腰は問題なく練習もできていますし、タイムも戻ってきたので大丈夫だと思います。パールカップを獲りましたが、まだ満足はしていないので、ここも獲って帰りたいです。33バンクで、初日から厳しい戦いになると思いますが、ティアラカップでは決勝に繋がる走りをしたいと思います。

坂口楓華
6/坂口楓華(L1・京都112期)
賞金ランキング:3位

状態のピークが岸和田(パールカップ)だったので、その時に比べると落ちているのですが、気持ちが上を向いているので最善を尽くして戦いたいと思います。前走の玉野F2が終わってから、体調を崩してしまったのですが、練習もできて、走れる状態にあります。自分の走りをしっかり出したいです。松戸バンクは、優勝しているので相性はいいと思います。

尾方真生
7/尾方真生(L1・福岡118期)
賞金ランキング:5位

状態はいつも通りです。最近、外でフタをされるレースが多いのですが、冷静に走れていると思いますが、「ここ」というところで踏み出しに遅れたりすることがあるので、そこが今の課題です。しっかり練習をしてきました。毎開催、初日に苦手意識があるのですが、今回は特選(パールカップ)スタートなので、いつもよりは楽に走れるかなと思います。

【初日・10R=L級ガールズ予選】
太田りゆ
「自分のタイミングでレースをする」
7番車:太田りゆ(L1・埼玉112期)

(アジア大会女子スプリント種目で銅メダル)1日8本というハードスケジュールのレースをした中で、諦めずに勝ちにこだわってレースができたことが、今後につながる経験だったと思っています。筋肉の張りは取れていないままですが、お客様に迷惑をかけず、恥じない走りができるように、しっかりケアをして頑張りたいですね。33バンクは苦手ではないと思っているので、頑張ります。特に誰かを意識することなく、自分のタイミングで自分のレースができたらと思います。

【初日・11R=L級ガールズ予選】
佐藤水菜
「力を出し切る競走」
7番車:佐藤水菜(L1・神奈川114期)

(アジア大会ケイリンとスプリント種目で金メダル)直前3週間の準備期間を経て挑み、自分なりに身体を作り直すことができて、力をつけてきている中国の選手を相手に、逃げ切れたことは自信に繋がりました。でも、力の差が拮抗してきているとも感じたので、この後も、しっかり力をつけていいかないといけないとも感じました。身体だけでなく、精神的にも疲労が溜まっているので、上手く自分と向き合って、明日までに調整したいと思います。自分の力を出し切れるように頑張ります。(P-Navi編集部)

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