映画『翔んで埼玉』の劇中でもお馴染みの"埼玉ポーズ"で写真に収まった宿口は「もちろん埼玉愛に溢れていますから」と地元記念の盛り上げに一役買っていた。

　周りからは「そろそろ平原じゃなくて宿口が獲ってもいいんじゃない？」と言う声も上がったが、そこは神妙な面持ちで「とりあえず一次予選を乗り越えないと話にならないですからね。一戦一戦頑張っていければ」といつものビッグマウスは影を潜める。

　その一次予選は山岸佳太を目標とする番組。宿口は「結構連係があるけど、僕の方がいつも先着させてもらっている印象。それに後ろは僕より番手の仕事が上手い岡さんもいるので、その辺も考えて走りたいですね」。

　去り際に改めて「決勝進出は最低限のノルマですよね？」と尋ねると「埼玉ポーズを決勝インタビューの時にもやってやりますよ」と先ほどの神妙な面持ちとは打って変わって、笑顔でハッキリ答えてくれた。(アオケイ・渡辺記者)