2022/08/23(火) 16:30 0 4
玉野ナイター「おもちゃ王国杯争奪戦(FII)」は26日、A級、チャレンジ、ガールズケイリンで初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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スピードタイプの畝木努が地元バンクで、内容の濃い走りを披露する。前期のS級では負け癖も付き、スタミナ不足から大敗のレースが多かった。7月から降級してA級戦を4回走り、前回の小倉の準優勝が最高の成績。それでも、今回に向けて仕上げた成果が出ており、優勝に一番近い。
番手は地元同士の立花成泰。長らくS級で活躍した選手であるが、往年の差し脚は鈍っている。外を踏んで穴を出すのが得意な選手だったが、前回の京王閣の優勝は内突き。レースが見えており、畝木同様、地元に向けて調子を上げてきた。
九州ラインの先制攻撃も互角の評価。立部楓真が機動力を発揮して、中村良二とのワンツーも可能。立部楓真は前期のS級で5勝を挙げた。大きなヒットはなかったが、A級では思い通りに走れている。中村良二は2場所前の奈良で優勝しているが前回の小倉で失格。S級点を考えると痛過ぎる。
中部ラインは吉川起也に笹倉慎也の富山コンビに3番手が愛敬博之の布陣。笹倉慎也は海老根恵太の復帰戦の平塚で優勝。吉川起也と愛敬博之も成績は安定している。
チャレンジは121期の新人が4名参加。昼田達哉、塩崎隼秀、松本秀之慎、高橋優斗といるが、優勝しているのは松本秀之慎だけ。昼田達哉は準優勝が1回、塩崎隼秀は準優勝が2回の成績。高橋優斗は決勝5着が最高と、ずば抜けて強い新人が不在。九州で松本秀之慎か高橋優斗に乗る山口龍也の戦歴が抜群で今節の優勝候補の筆頭だ。直前は3場所連続の完全優勝とチャレンジでは脚の違いを見せている。
ガールズは太田美穂の力が抜けている。常に最終バックを取るスタイルで優勝を量産。今期は富山と前回の福井で完全優勝。今のレーススタイルを崩さなければグランプリ出場も可能。
次の評価が吉岡詩織で安定した自力勝負で競走得点も55点を確保。太田美穂を脅かす機動力を持っている。レース巧者の杉浦菜留、増田夕華、渡口まりあは決勝に進出しそう。地元からは、ママさんレーサーの猪頭香緒里の名前が入っている。
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