2022/08/22(月) 16:15 0 3
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で21日に「PIST6 Championship」のセカンドクォーターファイナルラウンドが幕を閉じた。決勝を制し、2度目の優勝を飾った木村皆斗に話を聞いた。
好メンバーがそろい激戦必至と言われた今節は、一次予選から見応えある好バトルの連続。決勝戦もラウンドの締め括りを飾るにふさわしい熱戦だった。
ゴール線を一番に駆け抜けた木村は拳を高らかに突き上げた。熱気が最高潮に達した場内に20歳の若武者の雄叫びが響き渡る。興奮冷めやらぬまま迎えた表彰式でも「めっちゃ嬉しいです!」と喜びを爆発させた。
その後のインタビューで「真後ろ(5コース)の藤井(昭吾)さんが先に動くとは思っていた。その流れを見ながら、最後に全力を持って行けるように意識して走っていました。今藤(康裕)さんが押さえに来たところを更に上を行くような感じで。結果的に良い位置からスパートして、優勝することができたので良かったです」と冷静にレースを振り返る。
初日の一次予選は一番人気に推されるも3着の結果に「体と自転車が噛み合わなくて、バラバラな感じがある…」と首を傾げていた。しかし、その後は立直し終わってみれば、3-1-1-1で優勝。
「一走一走を走っていくなかで、自分の走りと体の調子を見つめ直して『修正』できたのが大きい。あとは『とにかく全力を出し切ろう』という強い気持ちだと思います」と優勝の要因を話す。
初優勝したレースとの違いを「前回の優勝は、相手が踏み合った上を行くような感じで、言ってしまえば “ごっつぁんです!”だった。今回は流れのなかで、しっかりと自分の力を発揮できたとは思う。いや〜…こんなに沢山の強い選手を相手に優勝できるとは。本当に励み、自信になりますね」と充実に満ちた表情で語った。
「大勢のお客さんの前で走ることができて嬉しかったです。次に参加するときも優勝を目指して頑張ります。PIST6だけでなく、競輪もより一層と頑張っていきたい」と意気込みを口にする。
前検日には「車をキャッシュ購入。もろもろの支払いなど終えて、口座残高を見たら…5万円(苦笑)。そのへんの高校生よりもお金がない。賞金を稼がないと、尻に火が付いています」と苦しい懐具合を明かしていた木村だが、見事に優勝賞金をゲット。
「残高5万から復活です。貯金したいけど、きっとすぐに使っちゃいますね(笑)」。
木村は決勝戦翌日(21日)が21歳の誕生日。20歳最後のレースを優勝という最高のかたちで終えた。
記者たちが祝福すると「200万円のケーキが買えますね! 芸能人の結婚式に出てきそうな5メートルくらいの(笑)」とニコリ。まだまだ成長途上の21歳、今後もどんな活躍を見せてくれるのか楽しみでならない。(アオケイ・八角記者)
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