連日、三谷竜生を目標から怒涛の差し脚を伸ばして軽々と連勝し、稲川翔は完全Vに王手をかけた。決勝は近畿が6人決勝に乗ったため三谷マークはかなわずに自力勝負を選択した。

「近畿がこれだけ乗ったし、全員で並ぶのはむずかしい。初日、2日目の流れがあったし竜生の後ろを回って地元を盛り上げたい気持ちもあったが…。決勝は決勝、それに神田もいるので自力でやります。もちろん伊原さんの番手も魅力がありましたが、それだと2分戦になってしまい結果的に地元に迷惑をかけてしまう」と苦渋の判断を強いられたようだ。

　自力でやるからには「動くからには、そこは何でも。しっかり勝負したい」と近畿別線を割り切り、ガチンコ勝負に挑む。(netkeirin特派員)