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【京王閣競輪・ガールズ】強さと美を兼ね備える“女王"に影響を受ける渡邉栞奈

2022/08/19(金) 10:40 1 8

京王閣競輪場では19日にナイター競輪「トヨダビールカップ&スポニチ杯(FII)」が最終日を迎える。9Rガールズ決勝に出走予定の渡邉栞奈に話を聞いた。
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「父もその師匠もこの色合いのフレームだったみたいです」と教えてくれた渡邉栞奈

 ルーキー・渡邉が本デビュー後、初の決勝進出を決めた。前走の地元・静岡では勝ち上がりならずとも、最終日に初勝利となる1着締め。その勢いのままに初日予選①は3着、確定板入りと上々のスタート。本人も「良い流れですね」と手応えを感じていた。

 渡邉は今節で6戦目、しかも中1日の参戦だ。タイトな日程に疲れはないか? と聞くと「そこまでは感じていないですかね。…稼がないといけないんです!」とまさかの回答が返ってきた。

 その理由は…「美顔器が欲しいんです、15万円の」。なかなかのお値段に記者が目を丸くしていると「児玉碧衣さんが愛用している美顔器が欲しい! 2場所前に防府の控え室で、児玉さんが(顔に)コロコロやっているのを見かけて、“やっぱり違うよなぁ、そういうところだ!”と思ったんです(笑)。児玉さん、めちゃくちゃ美肌なんですよ」と興奮気味に話す。さすが、強さと美しさと、両方を兼ね備える女王・児玉碧衣。影響力は絶大だ。

 そんなエピソードも交えながら、決勝への意気込みを伺うと「自転車の感じもいいですね。あ、フレーム代も稼がないと!」とコメント。うんうん、お金はいくらあっても足りないですよね。

「セッティングを父(渡邉晴智)が数時間かけて調整してくれました。疲れきっていましたね(笑)。練習も一緒に見てくれるし、ありがたいです」と父への感謝を口にする。

 父渾身のセッティングの自転車を拝見させてもらった。すると、赤色をベースとしたフレームだが、フォークの部分だけ鮮やかな黄緑色。流行りのバイカラー、お洒落女子のこだわり? と尋ねると「父の師匠(村松清一・静岡27期引退)と父を含めた弟子たちが、この色合いのフレームだったみたいです。何色がいいか、フレームを作る際に父に聞かれたけど、こだわりもなかったし、自分も同じカラーにしました」。続けて「でも、弟の雅也や同門の他の男子選手は、それぞれこだわりもあって、みんなそれぞれのカラーです」と明かしてくれた。

「しっかりと周りの動きを見ながら、走りたい。父にも良い報告ができるように確定板を目指して頑張ります」と気合十分。明日20日からの松戸(FI)に参戦予定の父に、いいバトンを繋げたい。(アオケイ・八角記者)

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