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【奈良競輪】東口善朋のスイッチが入った瞬間!

2021/04/12(月) 20:15 0 1

奈良競輪場で12日、「青垣賞争覇戦」が開幕した。初日特選12Rを走った東口善朋に話を聞いた。

初日のレースを振り返る東口善朋

 近畿4車が乗っており、東口善朋三谷竜生-稲川翔の3番手。4番手を神田紘輔が固める鉄壁の布陣が完成した。そこへ待ったをかけたのが笠松信幸。番手の稲川の位置ではなく、東口の位置である「3番手」を主張したのだ。

 笠松はどうやら、以前に稲川の番手に付いたことがあるから競られないという事情があったらしいが、東口からすれば心中穏やかではない。走る前から気持ちは高ぶっていた。

 レースは一旦は口が空いたが内でしのぎ、前の2人に付け直して3着をキープ。3連単1番人気に応えて面目とプライドを保った。

「3番手で競りでしょう…。さすがにやりにくかったしナメられた。気合いが入ったし、絶対に負けられなかった。まずは良かった」と勝負を終えたあとは安堵し、充実感に満ちた顔は誇らしかった。(netkeirin特派員)

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