2021/04/12(月) 16:00 0 2
春の訪れとともに弥彦競輪の開幕戦がミッドナイト競輪として13日から初日が始まる。温厚な人柄だが、ベテランの施行者として、全国的な知名度があり、競輪界に精通している斉藤雄希所長に話を聞いた。
「昨年は、ネット投票の売り上げが好調で155億円の売り上げがあった。これは平成23年から27年まで、5年連続で親王牌・世界選手権記念をやらせていただいたが、その年の売り上げ記録を更新しました」
今年も弥彦での親王牌の開催が決まっており、「今から準備をしていますが、早く新型コロナウイルスが収束して欲しいと願っています。弥彦は温泉の街であり、競輪は村の基幹産業。親王牌が行われる10月には、多くの観光客が訪れる様になっていて欲しいですね。人口8000人弱の村で、昨年の村への繰入金は8000万円。年間予算が50億円を切る中で、競輪の村への役割は大きいと思っています」
僕ら記者も弥彦出張は人気が高い。美味しいお酒、美味しい魚、温泉があり、癒やしのスポットだからだ。今から親王牌の出張争奪戦になっているし、コロナが収束したら、多くのファンに旅打ちを経験して欲しい。そして斉藤所長はアイデアマンであり、ITにも詳しくSE以上の知性も持つ。斬新な運営で、日本で唯一の村営競輪場としての役割は、これからも大きい。(町田洋一)