「今は先行で闘っていくつもり。師匠(河村雅章)にもしっかりやってこいと言われているから。ただ、先行はできているんですが、最後のゴール前で足の運びがガタガタになるんですよね。もっと二の足が使えるようにならないといけないと思っているし、その辺りをどう克服していくかが今後の課題です」と話す。

　並びは長谷川飛向-工藤考生-鈴木祥高・大澤哉太-海野晃・樋口有樹郎-林修平となっての3分スタイル。

　7月から本格デビューしてからバックを取れなかったのは宇都宮の決勝だけというド先行選手だが、「宇都宮は番手(同期)の加藤(将武)君に番手捲りを打たれた。『ちょっと早くない？』とは思ったけど、絡まれていたから仕方ないですね」と振り返る。

「先行するのはもちろんですが、しっかりラインで決めようと考えて走っているつもりです。今回は特班の懸かる常次君がいるし、やっぱり意識はしますね。決勝まで勝ち上がって力勝負がしたい」と意気込みを語った。(アオケイ・忍足記者)