2022/08/09(火) 15:00 0 10
オールスター競輪前の函館競輪の「函館ミリオンナイトカップ(GIII)」の決勝戦では見事ド本命の買い目が的中し10万超の高額払戻を達成!絶好調の西武園競輪の場立ち予想屋木村安記が9日から西武園競輪で開催する「オールスター競輪(GI)」を攻略!
▶︎出走表はこちら
第65回オールスター競輪が9〜14日までの6日間に渡り西武園競輪場にてナイターで開催される。
直線が47.6mの400バンク。とにかくまくりが利かないのが特徴。特に遅めのまくり追い込みで本命が沈む場面あり。直線に入り3番手、4番手からの突き抜けもなかなか難しく、全国屈指の先行有利なバンクと言え、番手の選手がしっかりしていればそこから安心して狙える。
優勝候補筆頭は競輪界最強、圧倒的脚力をほこる脇本雄太。脇本を破るのは誰か!?
2月の取手競輪「全日本選抜競輪(GI)」、6月の岸和田競輪「高松宮記念杯競輪(GI)」ともに岸和田を脇本雄太不在で価値ある優勝を成し遂げた古性優作。脇本の番手は指定席。昨年のいわき平競輪「オールスター競輪(GI)」で脇本を抜いた再現なるか。近畿からは復調感じる三谷に注目。
北日本を引っ張る佐藤慎太郎
期待は新山響平、高橋晋也の先行力。「限界? 気のせいだよ! 」を合言葉に自身を鼓舞する佐藤慎太郎、守澤太志のSS両者は安定の追い込み。まだ終わらない、終われない新田祐大は勝ち上がりで番手のレースになれば有利になる。差し脚を磨き直した成田和也の突っ込みに期待。
地元GI悲願の優勝へ
関東のスーパーエース平原康多は名誉ある2年連続ファン投票1位での出場。直前の弥彦記念(ふるさとカップ)優勝で弾みをつけて地元悲願のGI制覇へ。援軍はSS班の吉田拓矢、メキメキと力つけてるダービー2年連続のファイナリスト、眞杉匠。さらには徹底先行菊池岳仁、地元から森田優弥、黒沢征治の機動力は頼もしい存在になる。
郡司、深谷の仕上がりは如何に
南関背負う郡司浩平は、直前の佐世保記念(九十九島賞争奪戦)決勝戦、途中欠場の影響がどこまであるのかないのか。こちらも欠場明け、深谷知広のデキしだいでは、両者の連携が脇本撃破の一番候補になるかもしれない。
やれるかぎりの死力尽くして
正直きびしい、選手層が薄い中部。まくりが利かない西武園で、山口拳矢はどこまで厳しい位置取りができるか。復活願う浅井康太は、欠場明け久々の戦いで仕上がり、レース勘に不安がある。
自力揃い脅威
中四国は近況不調の清水裕友が立て直してきていれば松浦悠士とののSSコンビが躍動。強力自力型も揃い、太田竜馬、町田太我、犬伏湧也は西武園バンクで力を出し惜しみしなければ脇本にとって、超脅威になるのは間違いない。
若手がメイチで暴れるなら
賞金ランキング上位に位置する山田庸平、荒井崇博が引き続き好調。勝てる自力、山崎賢人を筆頭に、上田尭弥、嘉永泰斗、岩谷拓磨、伊藤颯馬と、ここ一番はラインに貢献の走りができる若手の自力が多いのは勝ち上がりのなかで優勢になるはず。当然、脚力はじゅうぶんにある北津留翼、山田英明も番手まわりのレースなら勝ち目はある。
◆眞杉匠(栃木113期)
去年、5月の京王閣ダービーにて、正規配分でのGI初出場で決勝戦進出を果たし一気に全国区。
3月の名古屋記念(金鯱賞争奪戦)は逃げて勝ち獲り、5月のいわき平ダービー(日本選手権競輪)は2年連続決勝戦に名乗りをあげ、7月の小松島記念(阿波おどり杯争覇戦)では単騎でまくり快勝。確実なるステップアップで、次に関東でタイトルを獲るのは眞杉だという声も多い。ここ一番で強気なヨコの動きができるのも眞杉の強力なる切り札。
ファンに競輪の醍醐味を魅せることができて、勝利も送り届けられる数少ない競輪選手。大車輪の活躍に期待しかない。
打鐘から一気にドカンと仕掛けて勝負ができる、ド迫力あるカマシが主流の町田。中四国の超大砲に成長して、松浦、清水といった格上レーサーとの連携実績もあり。上位陣との戦いも臆さず自らのスタイルを貫く。
近況、Gレースでの勝ち上がりに失敗もあるが、先手有利な西武園バンクは間違いなく町田にピッタリとハマるはず。
先行で魅せるレースができる希少な選手。魅力あるダイナミックな走りに注目したい。
先行だけにこだわらず、まくり、強気に捌きと変幻自在の動きでファンを魅了する熊本のニュースター。
昨年10月の「火の国杯争奪戦」IN久留米でGIII初優勝を果たすと、今年2月の取手「全日本選抜競輪」、5月のいわき平ダービー(日本選手権競輪)は準決勝進出で、S級トップクラスの仲間入りをはたす。後方に置かれると厳しい西武園バンクで、器用に前々に攻め込めるることができるのは大きな武器になり、展開しだいでは一周駆ける豪快なレースでラインでの独占を狙う。
GIの舞台を新しいカラーで旋風を巻き起こす嘉永に目が離せない!