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【大垣競輪・ミッドナイト】8連勝に挑む安藤直希「内容が小さくなるのは嫌」

2021/04/11(日) 12:00 0 0

大垣競輪場で10日、ミッドナイト「チャリロト杯」が幕を開けた。初日4Rを制して7連勝目を挙げた安藤直希に話を聞いた。

連勝の中でも安藤直希は落ち着いていた

 残り2勝、つまり完全Vを達成すれば9連勝(3場所連続完全V)でA級2班へと昇格する。しかし「そこだけ見て内容が小さくなるのは嫌なんです。どのみち来期は2班なので、焦らずに脚を付けたい」と(連勝を)意識する様子は皆無だ。

 京都に籍を置くが、出身は福島県。「ずっと野球をしていて、福井にある整骨院に高校時代から通っていました。そこに田頭(寛之)さんが野球をしていた時に通っていた縁もあって、先生から『競輪をやってみればいい』と勧められたんです。大学を1年で中退して2回目に合格した。ただ、京都に行ったのはいいけど、その田頭さんがいなくなってしまいました」と苦笑い。

 肝心の田頭寛之がガールズケイリンの蓑田真璃と結婚し、蓑田の登録地・千葉へと移籍してしまったため、頼りの綱がいなくなってしまった。しかし、今は練習仲間もでき、充実した環境に身を置いている。「窓場千加頼さんに大阪の神田紘輔さんとその弟子の土生敦弘ですね。神田さんは優勝しまくるし、窓場さんも川崎記念ですごい。いい所に混ぜてもらえているし、頑張らないと」。

 186cmと巨体を揺らすパワフル駆けは魅力いっぱいで伸びしろだらけ。謙遜気味だがサラリと9連勝を達成してしまう、そんな気概を感じた。(netkeirin特派員)

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