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【桜花賞】黄色い声援に幻想を抱く鷲田幸司、しかし現実は

2021/04/11(日) 06:00 0 3

川崎競輪場で開催されている「桜花賞・海老澤清杯(GIII)」。10日の選抜2レースで番手から抜け出し1着を決めた鷲田幸司に話を聞いた。

ファンの声を大切にしている鷲田幸司

 自身のTwitter上でプレゼントクイズ(※)を行っていた鷲田幸司

 3日目は藤井栄二の先行に乗り、今シリーズ初の1着をゲット。

 鷲田は「もう少し藤井を残したかったけど、あの展開で(自分が)2着3着になる訳にはいかなったので踏みました。それに自分に対する凄い声援もあって後押しされましたね。自分的には黄色い声援ばかりと幻想を抱いていましたが、黄色い声援は1割。あとはドスの利いたというかグレーな声援が9割でした(苦笑)。その声援も『ツイッター』という声も多く聞こえましたね。自分のTwitterを見てくれているんだと嬉しさもありましたね。本当は自分が決勝戦に乗って、自分の出したプレゼントクイズに貢献できれば良かったんですけどね」と振り返ってくれた。

 最終日は5Rに出走。酒井拳蔵藤木裕と近畿勢はいるが、その2人とは別線を選択し単騎での競走となった。

「酒井君の番手に藤木さんが行くと。自分は藤木さんにお世話になったこともあるので、後ろを回るのがスジなんでしょうけど、今開催の藤木さんは追い込み屋の競走ですよね。そう考えると追い込み屋というカテゴリーの中では、点数上位の自分に番手を回る権利があるのかもという葛藤があって…。悩み抜いた末に申し訳ないけど別でやる事にしました。ファンの声援に応えられるように番手戦も含めて戦う男を見せたい。これで黄色い声援が1割から2割に増えてくれればいいんですけどね」と、意気込んだ。(アオケイ・渡辺記者)

(※)4月8日〜11日に開催される「桜花賞・海老澤清杯」でS級S班3人を除いた選手の中で決勝戦の着が1番良い選手は? 答えをこのツイートのコメ欄に記入 〆切は4月7日11時までというもの。

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